『ひそねとまそたん』聖地・各務原市をぶらりレポート♪聖地巡礼のオトク情報も

2018年4月より、現在好評放送中のTVアニメ『ひそねとまそたん』。

同作で登場するのが、岐阜県各務原市に位置する『航空自衛隊 岐阜基地』!
GWより一足先に、アニメ『ひそねとまそたん』舞台となっている「各務原市」をぶらり旅♪

交通・グルメ情報をはじめ、聖地巡礼のオトク情報もまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

アニメ『ひそねとまそたん』聖地・各務原市ぶらり旅レポート

今回のターゲット

前提:主な聖地となっている航空自衛隊岐阜基地へは入れない!

……でも、岐阜基地に離着陸する航空機をド迫力で見られる場所がある!
……2018年3月に、岐阜基地に隣接する「航空宇宙博物館」がリニューアルオープン!!(絶好のタイミング!)
……岐阜らしいフードが食べたい!!

というわけで今回の目標は、

(1)とりあえず各務原市の地理を学ぶ
(2)かかみがはら航空宇宙博物館へ行く!
(3)絶好の「航空機ウォッチスポット」を探す!
(4)岐阜フードを食べる!

では、出発です!

名鉄名古屋駅~各務原市役所前駅

岐阜基地周辺の聖地巡礼がしたい!そんな方の多くが、名古屋を経由して、名鉄「各務原市役所前駅」へ行くことになるかと思います。

名鉄で新鵜沼駅まで……。
新鵜沼駅で岐阜方面行きに乗り換えて「各務原市役所前駅」まで♪

到着!

各務原市役所前駅~かがみはら航空宇宙博物館は4キロ近くあるので、バスでの移動となります。

各務原市役所前駅~かかみがはら航空宇宙博物館

続いて、各務原市役所前駅から「かかみがはら航空宇宙博物館」まで、『ふれあいバス(岐阜バス)』を使って移動。

運賃は大人一律100円で、後払いです。

バスに揺られて30分……。

※路線によって所要時間は異なります。

かかみがはら航空宇宙博物館へ到着!

さて、ついに2018年3月にリニューアルオープンされたての『かかみがはら航空宇宙博物館』に到着しました。

入り口では、幻の国産旅客機『YS11』がお出迎え。

『(YS11に次ぐ国産旅客機)MRJよ……早く就航して跡を継いでくれ……。」と言ってそう。三菱重工さん、ホントよろしくお願いします。

あ、今レプリカだって思いましたか!?そんなことはありません。

このYS11、過去にANAが運行していた、正真正銘の実機です。

筆者は元・空ヲタ。語らせると航空機のコラムにしかなりませんので、ここからの展示ご紹介はダイジェストでお送りします。

インスタ映え確実!喫茶ルーム「空宙博」

さて、『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』を一周りし、入り口へ戻ってきたところ、何やらすごく良い匂いが……。

そう、建物内には「空宙博」という喫茶ルームが存在します。

“インスタ映え”確実の美味しそうなメニューがズラリ……。

どれも美味しそうで20分ほど迷ってしまいましたが、結局「宇宙の星空カレー」と「ふわふわ雲のソーダゼリー」をいただくことにしました。

まずは「宇宙の星空カレー」。

可愛らしい星型の人参と、宇宙をイメージした黒っぽいカレールーが特徴。

口に入れた瞬間、少し強めのスパイスが口の中に広がります。辛いのが苦手な方には少し合わないかもしれませんが、甘すぎず辛すぎず……と、どんどん進んでしまいます。

そして「ふわふわ雲のソーダゼリー」。

底の浅いコップにはサイダーゼリーと甘い綿菓子が、牛乳瓶にはサイダーが入っています。

このサイダーをゼリーにかけると綿菓子が消えてしまう……という、子供心をくすぐるメニュー。
これ、小さなお子さんはとても喜ぶのではないでしょうか。

25℃の暑さで火照る身体を、甘さと冷たさがクールダウン。身体にじんわり染み渡りました。

この他にも、岐阜名物「高山ラーメン」や、「キムチチャーハン」など、美味しそうなメニューがたくさん。足を運ばれた際には、ぜひ召し上がってみてくださいね。

【ミッション3】飛行機が見える位置を探せ!

さて、この岐阜基地周辺、当然ながら「高い建物がない」ため、基地全体を見渡せる場所が簡単には見つかりません。(セキュリティ上も)

ということで、一旦この『航空自衛隊 岐阜基地』と各務原市の地理をおさらいしておきましょう。

岐阜基地には一本の滑走路が通っています。

航空機というのは、当日の風向きによって離陸する方向が変わるため、図中矢印の方向のいずれかに航空機は飛んで行くことになります。

『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』には、展望デッキが設けられているのですが、展望デッキの前に山がそびえ立っているため、残念ながら基地を見ることはできません。

(航空機は至近距離で見られますので、望遠カメラを使えば撮影可能。)

というわけで、航空機ウォッチスポット探しの旅へ出かけます。

岐阜基地は、古くから日本の航空防衛産業を支えてきた、いわば『日本の防衛技術の要所』。他の基地は展望デッキから基地全景が見えることがありますが、周りは林に囲まれており、各務原市は全体的に平地になっていることから、探すのは容易でなさそうです。

(そうした防衛技術の流出を防ぐ目的もあるのかもしれませんね)

『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』からバスで10分+歩いて15分。

図中にもある「炉端遺跡公園」に到着。

「炉端遺跡公園」に到着

地図だと分かりづらいですが、めちゃくちゃ距離がありますので、まず徒歩で行こうなんて無謀なことは考えないほうが良さそうです……。

しばらく待っていると、航空機の轟音とともに「キーン」という風を切る音が聞こえる……。来た!!!!

この日は、図中右側から着陸する滑走路運用だったんですね。

その後、1時間ほど周辺を探し回りましたが、一番航空機を“安全に”見るには、この公園が一番良さそうです。
全景はやはりどこへ行っても見られませんね。

ただ、この『炉端遺跡公園』には、ちょっと遠いですが、二十軒駅から徒歩でしばらく歩くのが良いと分かりました。
良い運動になりますので、ぜひ足を運んでみてください。

【ミッション4】岐阜フードを食べよう!…………

さて、ミッション4は『岐阜フードを食べる』こと。

岐阜では「ベトコンラーメン」なるラーメンがおなじみということで探し回りますが……
どのお店も閉店時間を過ぎており、完全にタイミングを逸してしまいました。

オススメは、ベトコンラーメン発祥の『ベトコンラーメン各務原 新京』さん。
次は行かねば……!

アニメ『ひそねとまそたん』聖地・各務原市ぶらり旅◆感想

今回の記事では、アニメ『ひそねとまそたん』舞台となる各務原市をぶらり旅してきました。その感想を少しだけ書かせていただきますね。

交通は基本「バス」。徒歩はしんどい。

筆者はもとから徒歩で、『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』へ行こうと思っていたのですが、結論から申し上げるとまず無理です。
そのため、前述の「バス」で移動することをオススメします。

基地があるとは思えない“ゆったりとした”雰囲気

各務原市、自衛隊基地があるのでやはりピリピリとした雰囲気なのかと思いきや、田畑が広がるのどかな雰囲気。ここだけゆったりと時間が流れているような気さえしました。

が、当然上空には轟音で飛ぶ航空機がほぼ一日中見られます。
「私たちの安全は彼ら(彼女ら)に守ってもらっているんだな……。」と改めて感じました。

岐阜基地の一般観覧イベントなんかがあると良いかも……!

アニメ『ひそねとまそたん』では、ほぼ岐阜基地の基地内の風景が描写されているため、聖地巡礼は基本「岐阜基地」になるのですが、中へは滅多に入ることができないため、一般人の観覧イベントなどがあると良さそうですね!

せっかく2018年3月にリニューアルオープンした『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』も楽しみつつ、いずれは岐阜基地内部にも入れる日が来ることを楽しみにしたいと思います……♪

GWに家族連れで訪れても良し!休みの日に一人で訪れて雰囲気を楽しむも良し!
各務原市に、ぜひ一度足を運んでみてください。

アニメ『ひそねとまそたん』概要

イントロ

航空自衛隊が管理するドラゴンと新人搭乗員たちの斬新なお仕事ストーリーが発進する! トップクリエイターたちが、『交響詩篇エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズに結集。大ヒット作『シン・ゴジラ』の樋口真嗣 (総監督)が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里(シリーズ構成)とのコンビで練りあげたオリジナルストーリ ーは、ドラゴンと少女の交流を通じてハートフルに展開する。小林寛(監督)、青木俊直(キャラクター原案)、 伊藤嘉之(キャラ クターデザイン)、岩崎太整(音楽)を始め、豪華スタッフが全方位から盛りあげる、愛と笑いと涙の現代日本神話!

ストーリー

「私は、君とソラを飛ぶ。」甘粕ひそねは、航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人だ。素直すぎて無意識で他人を傷つけるのに 疲れ、任期限定の自衛官を選んだのだ。だが、運命の出逢いが彼女の人生を根底から変える。基地に秘匿された戦闘機に擬態す るドラゴンがひそねを選び、大空高く舞いあがったのだ。こうして「OTF(変態飛翔生体)」であるドラゴンに乗り込む飛行要員が、ひそ ねの仕事になった。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、はたしてどんな秘密が隠されているのだろうか……。

スタッフ

原作:BONES・樋口真嗣・岡田麿里
総監督:樋口真嗣
監督:小林寛
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクター原案:青木俊直
キャラクターデザイン:伊藤嘉之
メインメカニックデザイン:河森正治
モンスターコンセプトデザイン:コヤマシゲト
コンセプトデザイン:okama
軍事考証:小柳啓伍
美術デザイン:平澤晃弘
美術監督:金子雄司
色彩設計:小針裕子
撮影監督:佐々木康太
3DCG 監督:安東容太
編集:奥田浩史
音楽:岩崎太整
音響監督:山田陽
音響効果:野口透 アニメーション
制作:ボンズ

キャスト

甘粕ひそね(あまかす・ひそね):久野美咲
貝崎名緒(かいざき・なお):黒沢ともよ
星野絵瑠(ほしの・える):河瀬茉希
絹番莉々子(きぬつがい・りりこ):新井里美
日登美真弓(ひとみ・まゆみ):名塚佳織
樋本貞(ひのもと・さだ):朴 璐美
小此木榛人(おこのぎ・はると):梶 裕貴
財投豊(ざいとう・ゆたか):徳本恭敏
柿保令美(かきやす・れみ):釘宮理恵
幾嶋博己(いくしま・ひろき):諏訪部順一
曽々田弘(そそだ・ひろし):中田譲治
まそたん:神田松之丞

公式サイト http://hisomaso.com/

(C)BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団