中国政府『アズールレーン』や『Fate/Grand Order 』など20のオンラインゲームを禁止内容が含まれるとして行政処分に

1月24日(水)中国国営通信社である新華通訊社の『新華網』は、大人気アクションゲームの『アズールレーン』や『Fate/Grand Order 』を含む10のオンラインゲームに禁止内容が含まれるとして行政処分を行ったと報道した。

原文はこちら http://3g.ali213.net/news/html/343515.html

一体何が抵触したのか?ニュースの原文からかいつまんで説明すると、ゲームやゲーム内広告に禁止内容が含まれているという事だ。今回20件のオンラインゲームに修正と罰金が命じられたが、その一例として「命运冠位指定(Fate/Grand Order)」や「碧蓝航线(アズールレーン)」他4件のゲームタイトルが公に指定された。

『新世纪福音战士:破晓(新世紀エヴァンゲリオン)』もリストに。

オンラインゲーム「新世纪福音战士:破晓(新世紀エヴァンゲリオン)」「命运冠位指定(Fate/Grand Order)」そして「碧蓝航线(アズールレーン)」は、ゲームに登場する女性キャラクターの露出が激しく、肉体が露出する描写などがポルノを宣揚するとして、文化部文化市場司の責任者は、近日中に、国の宣伝部、公安部、文化部等の部門と連合し、『厳格なオンラインゲーム市場管理規範についての意見』を印刷配布し、オンラインゲームの違法・規則違反行為と好ましくない内容に対し、厳しく指導するよう手配するとのこと。

中国発、日本でも大人気アクションゲーム『アズールレーン』も指定リストに

文化部はオンラインゲーム市場の管理・監督を強化し、主要なオンラインゲーム運営会社とゲーム生放送プラットホームを招集し意見交換会を開いて、自己点検・自己改正・自己制止と粛清が広がるよう手配したという。

今後、文化部は引き続きオンラインゲームの禁止内容を取り締まると同時に、オンラインゲームのモデルチェンジを推し進める。業界による自己管理を強化して、正しい価値の方向を堅持し、ゲーム内容の品質が向上し豊かな文化性とゲーム機能が備わるよう、誘導していく考えであるとのこと。

世界的にも知名度の高い日本の有名IP作品に調整が入る事となった今回の行政指導。今後中国でのセンサーシップは益々難易度の高いものとなるだろう。