2018年秋アニメも、あっという間に半分が過ぎました。
今季は、OPテーマやEDテーマといった、『主題歌』が注目される作品が多いですね。
「MVが衝撃的だった作品」もあれば、「“ある衣装”が可愛らしい作品」など、様々な作品の主題歌が注目されている中、筆者は、ある作品の主題歌が好きで……。
この記事では、アニメ『となりの吸血鬼さん』OP主題歌「†吸tie Ladies†」と、ED主題歌「HAPPY!!ストレンジフレンズ」が『良いなぁ……。』と、しみじみ想ったお話を綴らせていただきます。
目次
『となりの吸血鬼さん』どこか切なげだけど温かい主題歌にウルッとした話
『となりの吸血鬼さん』ってどんなお話?
アニメ『となりの吸血鬼さん』は、2018年10月より放送されているTVアニメ。
吸血鬼の少女であるソフィー・トワイライト と、人間の少女・天野 灯の“同居コメディ”。
ソフィーは“吸血鬼”。でも「人間は襲わない!」「血液は通販で購入!」とイマドキな吸血鬼さん。
灯も「少し特殊な趣味」を持っている人間の女の子。
2人を中心としたキャラクターたちの掛け合いが心地よく、でもどこかセンチメンタルなんです。
OP主題歌『†吸tie Ladies†』“あるフレーズ”が大好きなんです。
さて、そんな アニメ『となりの吸血鬼さん』の主題歌。
オープニングテーマとなっているのが『†吸tie Ladies†』という楽曲。
全体的に、踊りたくなってしまうようなポップな一曲になっていて、『となりの吸血鬼さん』に登場するキャラクターの可愛らしさが存分に味わえるアニメーション&キャラクターボイスが何度でもリピートしたくなるほど最高。
歌詞の『ちょっとばっか変だって それもご愛嬌です 不思議を愛しましょ』には、
ちょっと変わった生き物『吸血鬼』であるソフィーと、
人間だけどちょっと変わった趣味の持ち主である灯が、それぞれの“変”を認めながら、お互いの“変”を好きになるという、『となりの吸血鬼さん』の世界観が凝縮されているような気がします。
色々な見方はあると思いますが、この歌詞を見ていると、お互いの違うところを否定せず、愛し合える……『となりの吸血鬼さん』の世界観の温かさを強く感じます。
ちなみに私は、1番も大好きなんですが、2番の歌詞がもっと大好きで……。
『となりの吸血鬼さん』OP主題歌「†吸tie Ladies†」の2番は是非CDでお聞きください!
ED主題歌『HAPPY!!ストレンジフレンズ』“いつまでも”で涙腺崩壊
続いては、エンディングテーマ『HAPPY!!ストレンジフレンズ』。
こちらも、OPテーマと同様に明るい曲調。
にも関わらず、視聴者の声を見てみると……。
・となりの吸血鬼さんのEDが明るいこと言ってるのに切ない感じで好きでどすこい
・となりの吸血鬼さんのOPとED、どっちもサビが明るいのにちょっと切なくて好き
・となりの吸血鬼さんED曲の最終回感半端ない
というように、「“切なさ”を感じる」という声が多く聞かれています。
私は思います。
―分かる!!!!!!!!!!
エンディングのアニメーションは、ソフィー、灯、ひなた、エリーの4人の笑顔がイラスト調で描かれたカットで終わり、
歌詞は、『(キミだけすこし テンポがずれても 平気よ 笑顔でドキドキ そわそわしながら 一番に言いたいの「おはようって」)いつまでも』で終わる……。
“不死身”の吸血鬼と、“寿命のある”人間には、いつかお別れの時が来ます。
それでも、『一番に言いたいの「おはよう」って いつまでも』と歌っているED主題歌。
聴いているだけで、作中の2人の『お別れ』はどうなってしまうのだろう、と想像し、センチメンタルな気分になってしまいますね。
“センチメンタル”だからこそ『今』の物語が輝いている
アニメ『となりの吸血鬼さん』OP&EDテーマに「切なさを感じる」といったお話を綴らせていただきましたが、やはり、“終わり”を想起してしまうからこそ、作中で描かれている彼女たちの日常が尊いものに感じてしまうのだな、と改めて思います。
『となりの吸血鬼さん』は、いわゆる“百合系”の作品となっていますが、観れば観るほど『となりの吸血鬼さん』という世界観にハマってしまう、優しくて、心温まる物語。
アニメを観ていない方はぜひアニメをご覧いただき、是非CDで、OP&EDテーマの2番以降も聴いて楽しんでいただけると嬉しいです。
ぜひその際には、記事のコメント欄に感想を書いてくださいね♪
アニメ『となりの吸血鬼さん』CD情報
OP&ED主題歌CD
『†吸tie Ladies† / HAPPY!!ストレンジフレンズ 』
【価格】¥1,200+税
【品番】COCC-17504
【発売元・販売元】日本コロムビア
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp(クリックで商品ページ)
アニメ『となりの吸血鬼さん』作品情報
放送情報
【AT-X】10月5日より 毎週金曜 21:00~
<リピート放送>
毎週日曜 22:00~/毎週月曜 13:00~/毎週水曜 29:00~
【TOKYO MX】10月6日より 毎週土曜 22:00~
【サンテレビ】10月6日より 毎週土曜 22:00〜
【BS11】10月7日より 毎週日曜 23:30~
【テレビ愛知】10月8日より 毎週月曜 27:05~
イントロダクション
人間の少女・天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。
灯は彼女の家に押し掛け、半ば強引に同居を始めることになる。
ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。
イマドキ吸血鬼さんとの同居コメディ!
スタッフ
原作:甘党「となりの吸血鬼さん」
(月刊コミックキューン連載/KADOKAWA刊)
監督:秋田谷典昭
副監督:福島利規
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕
コンセプトデザイン:杉村苑美
プロップデザイン:コレサワシゲユキ(デジタルノイズ)、灯夢(デジタルノイズ)
美術監督:松本浩樹(アトリエPlatz)
色彩設計:鈴木ようこ
撮影監督:廣岡岳
編集:坪根健太郎
音響監督:明田川仁
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:Studio五組 × AXsiZ
キャスト
ソフィー・トワイライト:富田美憂
天野灯:篠原侑
夏木ひなた:Lynn
エリー:和氣あず未
倉井朔夜:日高里菜
青木夕:内田彩
<公式サイト>http://kyuketsukisan-anime.com/
<公式Twitter>@kyuketsuki_san
©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会