アニメ『盾の勇者の成り上がり』第6話「新しい仲間」【感想】謎の美少女の正体とは!?

現在好評放送中のTVアニメ『盾の勇者の成り上がり』。第6話「新しい仲間」は新キャラの登場やそれぞれの魔法やスキルが印象深い回でした。行商として新たに道を広げ、成長していく尚文が描かれています。

そんなTVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第6話「新しい仲間」を改めて振り返りつつ、感想を綴ります。

※この記事には【ネタバレ】を含みます。ぜひ、TVアニメをご覧になった後にご覧ください!

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第6話「新しい仲間」【振り返り】

謎の金髪碧眼の美少女

前回ラストに現れた謎の金髪碧眼の美少女。その正体はなんとフィーロだったのだ。尚文たちは人間の姿となったフィーロの、服を買うために武器屋を訪れる。フィーロは数多くいるフィロリアルの中でも王や女王など、多くの主の立場にあり、高度な変身能力を持っている。変身しても破れない特殊な服を要求するが、武器屋には置いていないと言われ、洋裁屋に行くことにした。

洋裁屋にて服を要求するが、フィーロの魔力を込めて紡いだ「魔法の糸」が必要と言われる。魔法の糸を紡ぐため魔法屋に行くが、紡ぐための機械が壊れていると言われ、部品の宝石が届くまでしばらく待つことに。服が手に入るまで時間がかかるため、尚文たちは行商をして稼ぐことに。

行商としての在り方

荷馬車で山道を進んでいると、一人の男性から「急いで薬を村に届けたいので乗せてほしい」と言われ、要求をのむ尚文。村に着き、病気の患者に薬効果上昇スキルを持っている尚文が、薬を飲ませることにより、あっという間に病気が治った。

物を売るだけではなく人を運ぶことも行商の在り方、と知った尚文は人運びもすることに。様々な行商としての仕事をこなし、噂を広めていく。

しかし、アクセサリー商人を運んでいる最中に盗賊に絡まれてしまう。商人を引き渡すよう言われるが、これを拒み、ラフタリアとフィーロの魔法により、一瞬でその場を終わらせる。尚文は盗賊から命が惜しければ宝を渡すように言い、アクセサリー商人からは迷惑料として、あらゆるノウハウ、人脈を教えてもらうことに。

魔法の石

商人の教えてくれた人脈により様々な情報を入手し、その中でも、魔法の糸を紡ぐための機械に、必要な宝石の在処の情報を手に入れる。さっそく魔法屋の店主と共に宝石のある神殿へ行くことに。

神殿内を探索している中、魔物の足跡を発見する。前に進もうとしたその時、コウモリの魔物に襲われ、幻聴魔法によって惑わされ、窮地に落ちかけたが、魔法屋の店主とフィーロの魔法によってなんとかここを切り抜けた。

尚文たちはさらに奥へと進んで行く。奥の広場にて目当ての魔法の石を発見する。だが近くに「ぬえ」という魔物が見張っているため、尚文たちは戦う事に。強力な電撃と鋭い聴覚により苦戦するが、尚文の盾の能力とフィーロの連携により大きく態勢を崩し、その隙の総攻撃により、ぬえを見事討伐した。

無事魔法の石を手に入れた尚文たちは、魔法屋に戻り、魔法の糸を入手し、洋裁屋にて服を作ってもらうことに。そしてついに「鳥の姿に変身しても破れない服」を手に入れ、とても喜ぶフィーロであった。

アニメ『盾の勇者の成り上がり』第6話「新しい仲間」感想

尚文のスキルは優秀!

尚文のスキル、「薬効果上昇」はとても便利なスキルですよね。傷ついた人や病気の人に対して、尚文が薬を飲ませることにより、大きく薬の効果が上昇し、患者を一瞬で治すシーンがありました。今後このスキルは戦闘でも行商においても、重要なスキルとなっていきそうですね。この力で多くの人を救っていく事に期待します。

フィーロとラフタリアの魔法

こちらもとても優秀な魔法で、『フィーロは風で敵を吹き飛ばす。ラフタリアは透明になる。』という、ある意味「最強」な魔法ですね。相手の視覚から消えるというのは、一対一の勝負ならまず勝ち目がないでしょう。フィーロは魔法も強いですが、素のキックもめちゃくちゃ強力です。顔を蹴って魔物の頭蓋骨を粉砕していましたね(笑)二人とも立派に成長していて、そのうえ可愛いとかもう……。

極まるラフタリアの可愛らしさ

フィーロの人間の姿が多く描かれていました。金髪碧眼の美少女。とても甘えん坊で、荷馬車を引いている時に歌を歌っている姿はとても可愛かったですね(鳥)。確かに可愛いです。

が!しかし!やはりラフタリアですよ!今回のラストシーン。新しい服を着たフィーロの姿に目を奪われていた尚文。そんな尚文を見たラフタリアは頬を膨らまし、とても嫉妬しています。

あぁ、ダメだ。尊い。

そう思ったのは私だけではないはず。まだフィーロは登場して間もないですが、これからどういう活躍をしていき、どんな可愛い姿を見せてくれるのでしょうか?今回も前話に続き、何事もなくちょっとしたほのぼの回でしたね。今まで辛い思いをしてきた尚文にとっては、羽休めできているのではないでしょうか。今後の展開にワクワクです。次の第7話コラムに期待してくださいね。

(文=CLそら

アニメ『盾の勇者の成り上がり』概要

スタッフ

原作:アネコユサギ(MFブックス『盾の勇者の成り上がり』/KADOKAWA刊)
原作イラスト:弥南せいら
監督:阿保孝雄
シリーズ構成:小柳啓伍
キャラクターデザイン・総作画監督:諏訪真弘
デザインリーダー:高倉武史
デザインアシスタント:和田慎平
モンスターデザイン:森 賢(ぎふとアニメーション)
アクション設計:黒田結花
プロップデザイン:杉村絢子
色彩設計:岡松杏奈(キネマシトラス)
ビジュアルアドバイザー:増山 修(インスパイアード)
美術:木下晋輔(インスパイアード)、西口早智子(インスパイアード)、明石聖子(スタジオ・ユニ)
3DCGディレクター:越田祐史(オレンジ)
2Dアーティスト:hydekick
モーショングラフィックス:上村秀勝(サブリメイション)
撮影監督:梶原幸代(T2スタジオ)
編集:須藤 瞳(REAL-T)
音響制作:グロービジョン
音響監督:郷文裕貴(グルーヴ)
音楽:Kevin Penkin
音楽プロデューサー:飯島弘光(IRMA LA DOUCE)、植村俊一(日本コロムビア) 
アニメーション制作:キネマシトラス

CAST

岩谷尚文:石川界人
ラフタリア:瀬戸麻沙美
天木 錬:松岡禎丞
北村元康:高橋 信
川澄 樹:山谷祥生

公式サイト http://shieldhero-anime.jp
公式Twitter @shieldheroanime

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