TVアニメ『イングレス』メインビジュアル&最新ストーリー公開!

フジテレビは「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、高品質で世界基準のアニメ作品を、日本だけでなく全世界に向けて発信していく新しいアニメ枠「+Ultra」(プラスウルトラ)を発表。その第1弾としてTVアニメ『イングレス』(正式名称:『INGRESS THE ANIMATION』)が、今年10月より放送開始となります。この度、本作品のメインビジュアル、メインキャスト、最新のストーリーが明らかとなりました。

TVアニメ『イングレス』ビジュアル

TVアニメ『イングレス』は、上記の4社による日米合同プロジェクトとして鋭意制作中です。原作となるゲーム『Ingress(イングレス)』を手掛けるのは、世界中で人気の『ポケモン GO』の開発・運 営に携わる Niantic, Inc.。アニメーション制作は、最新テクノロジーを駆使して新たな映像表現を開拓し続けるアニメーションスタジ オ・クラフター。新鋭・櫻木優平監督が、才能あふれるスタッフとチームを組み、世界中を熱狂させるゲーム のアニメ化に挑戦します。

公開されたビジュアルには、触れた物の記憶を読むという特殊能力を持った主人公・マコトと、銃を構える謎の男・ジャック、対立するふたりの奥には、記憶を失った女性・サラが描かれてい ます。物語は、主人公・マコトが原因不明の爆発事故の捜査上でサラと出会い、ジャックに追われる逃亡劇から幕を開けます。

彼らの後ろに広がる都市と世界の建造物には、緑色の陣営 「Enlightened」(エンライテンド)と青色の陣営「Resistance」(レジスタンス)が作りだす「コントロールフィールド」が…。

古来より人間の精神に干渉する未知の物質“エキゾチック・マター(XM)”を巡る両陣営の戦いに巻き込まれてゆくマコトとサラ、 そしてジャック。目に見えているのものが真実とは限らない――。 予測不可能なドラマが、次第に姿を現しつつあります。

メインビジュアルの解禁に伴い、メインキャストも解禁されました。本作への意気込みなど、コメントも到 着しております。また、ゲーム『Ingress』内でも人工知能『ADA(エイダ)』(A Detection Algorithm)の声 を担当していた声優・緒方恵美が、アニメの『ADA(エイダ)』役も担当することが決定しました。

メインキャスト発表!コメントも到着!

緒方恵美が、ゲームに続きアニメの人工知能『ADA(エイダ)』を担当。警視庁の嘱託特殊捜査官。『触れた物の記憶を読む(サイコメトリー)』 能力を持つ。サラと出会い、XM の存在と自分の能力の秘密を 知る事となる。

マコト役/中島ヨシキさんコメント

マコトは、徐々に物語の中枢に巻き込まれていく、ちょっと気弱な青年です。彼の成長する姿も、本作の見どころかと思います。ストーリーは、重厚かつ王道。アクションもモリモリで、『Ingress』の 世界はこうなっているのか…?と思わせてくれるリアリティを感じます。僕もマコトとして、ストーリ ーの結末にドキドキしつつもワクワクしています

世界を熱狂させているあの『Ingress』のオリジナルアニメーションということで、世界中のエージェ ントの皆さんやファンの方々の期待と興奮をひしひしと感じています。その期待に違わぬ、ハイクオリティの映像が皆さんを圧倒すること間違い無しです。ぜひオンエアまで、ゲームをプレイしながら… 世界を歩き回りながら、お待ちいただければと思います!

サラ役/上田麗奈さんコメント

毎話収録を終える度に、現実と非現実の境目がわからなくなってしまうような、不思議な感覚を抱きます。そして担当させて頂くサラさんは、とっても正義感の強い女性です。その純粋さから、少々空回りしてしまう隙もありますが、持ち前の明るさとマコトさんとの相性の良さにも助けられて、しっかりと前に進んで行こうと奮闘します。そんなところがとっても素敵です。

ゲームをプレイして下さっている皆様にも、「まだ触れたことがないよ」という皆様にも、ワクワク、ドキドキして頂ける内容になっています。夢がたくさん詰まった、それでいてとっても現実味のある不思議なエネルギーを、是非とも感じて頂きたいです。何卒、宜しくお願い致します。

ジャック役/喜山茂雄さんコメント

自分が演じているジャックは、傭兵上がりのエージェントでとにかくタフ!!って感じのキャラクターです。彼の最初の印象は、寡黙な男かと思ったら意外とよく喋るんですよね(笑)この作品は、とにかく奥が深い。台本を読んでても、この先どうなるのか…皆目検討もつかないけど、とにかく引き込まれるんですよね。自分も1人のファンとして、この先のシナリオが物凄く気になります!

どこまでが虚構でどこからが現実か…対立するいくつかの組織と、物語の中心に存在する人々、それらいくつもの点と点が線になってこの世界を構成していく…。皆さんもそんな世界の中心にいる存在として、我々と一緒に物語を楽しんで下さい!!

人工知能『ADA(エイダ)』役/緒方恵美さんコメント

『Ingress』の日本語版に引き続き、ADA(エイダ・ガイド AI)役を担当さ せて頂くことになりました。

私個人については、現状粛々といつも通りの ADA を…という感じなのですが、何しろ男性が多い!まるでアクションものの外画のアフレコに来ているかのようで、アニメ現場ばかりにしかいつもはいない私的には、慣れない雰囲気を楽しませて頂いています(笑)。

アフレコの前後に、スマホで『Ingress』を立ち上げたりすると、本当に 「The world around you is not what it seems.」 (あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)…ここがどこだか、わからなくなることも。

世界中の視聴者(エージェント)の皆様に、全世界配信でこのアニメを一緒に楽しんで頂ける、壮大なプロジェクト。

監督・プロデューサー以下、皆様がとても丁寧にコミニュケーションをとって下さり、よく動くCG画面と合わせ、作品の熱量の高さが伝わってきて、毎回ワクワクしています。

エンライテンド・レジスタンス、どちらのエージェントの方にも、また、初見の皆様にも楽しんで頂けるような物語になっています。全世界と共有する楽しさを!ぜひ、覗いてみて下さい。あなたの見えていない、もう一つのこの世界を。

TVアニメ『イングレス』

スタッフ

原作:Niantic, Inc.
監督:櫻木優平
脚本:月島総記 / 月島トラ
音楽:カワイヒデヒロ
キャラクター原案: 本田雄
副監督:入川慶也
CGディレクター:古川厚
美術監督:加藤浩(ととにゃん)/坂上裕文
美術監督補佐: 新井帆海
モデリングディレクター:宮岡将志
アニメーションディレクター:小林丸
撮影監督: 野村達哉
アニメーション制作: クラフター

キャスト

マコト:中島ヨシキ
サラ:上田麗奈
ジャック:喜山茂雄
人工知能ADA:緒方恵美

INTRODUCTION

2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。

ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。
そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。
その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。
『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、
古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。
世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。
XMは、人類の希望または脅威とされ、
大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。
XM の力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。
XM を脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。
世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。
この世界で起きている争いの背後には、XM の存在があったのだ。
そして、2018 年──。
東京、そして世界を舞台に、XM をめぐる新たな戦いが幕をあける。
アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、

かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。

公式サイト http://ingress-anime.com/

©『イングレス』製作委員会