2018年12月21日、愛知県は、スタジオジブリ作品を活用したテーマパーク『ジブリパーク』を、2022年度秋に開業すると発表しました。先ずは、青春の丘エリア、ジブリの大倉庫エリア、どんどこ森エリアの3エリアを同時OPENするとのことです。
目次
「青春の丘エリア」
19世紀末の空想科学を整備イメージとした「エレベー ター棟」を、映画『ハウルの動く城』を彷彿とさせるデザインとして改装し、また足元の広場も整備。更に、平成初めの住宅地を整備イメージとした、映画『耳をすませば』で登場した骨董品屋「地球屋」の再現と、ロータリーのある広場等を整備。
「エレベー ター棟」イメージ
地球屋イメージ
「ジブリの大倉庫エリア」
「じぶりの大倉庫エリア」は、「倉庫」らしさと懐かしさを感じる和洋折衷の建築空間を整備イメージとし、常設展示室、企画展示室、映像展示室、遊び場、売店と喫茶、収蔵施設等を整備。
「どんどこ森エリア」
映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの 家」を中心とした昭和の田園景観を整備イメージとし、既存の「サツキとメイの家」に加え、社と散策路等を整備。
「もののけの里エリア 」
映画『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにした和風な里山的風景を整備イメージとし、「タタラ場 (体験学習施設)」、「炭焼き小屋」、休憩処等を整備。
「タタラ場」イメージ
魔女の谷エリア
映画『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』などの北ヨーロッパ風の空間を整備イメージとし、 「オキノ邸」と庭園、「ハウルの城」と荒地、休憩・レストラン棟等を整備する。
「オキノ邸」イメージ
施設整備スケジュール
施設整備スケジュールは、2022年度秋開業に合わせ「青春の丘エリア」、「ジブリの大倉庫エリア」、「どんどこ森エリア」の3つのエリアを先行OPENし、「もののけの里エリア」、「魔女の谷エリア」は、開業時期より1年後のOPENを目指すとのことです。
古来からある日本文化と「ジブリ」の世界観とがうまく融合した施設づくりを目指しているデザインに期待が高まります。全世界が切望した「ジブリ」オンリーのテーマパーク、楽しみです!
愛知県「ジブリパーク整備構想の概要について」
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/koen/seibikousougaiyou.html