あの名台詞の披露にファン歓喜!アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』イベントレポート到着!

2019年8月18日、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』スペシャルイベントEsperienzad’oroが開催されました。全39話の放送を終えたメインキャスト達が一堂に会する本イベント。会場のベルサール高田馬場には昼夜両公演で計4,500名を超えるジョジョファンが駆けつけました。

公演開始時間になるとステージに司会のニッポン放送アナウンサー・吉田尚記が登場。司会の呼びかけで小野賢章(ジョルノ・ジョバァーナ 役)、中村悠一(ブローノ・ブチャラティ役)、諏訪部順一(レオーネ・アバッキオ役)、鳥海浩輔(グイード・ミスタ役)、山下大輝(ナランチャ・ギルガ役)、榎木淳弥(パンナコッタ・フーゴ役)が登場しました。登場後、ステージに用意された椅子に座りイベントビジュアルと同じポーズを とるキャスト達。待望のスペシャルイベントがスタートしました。

始めの企画は「黄金の風ラストトーク」と題し、キャラクター毎の名場面について各キャストからアンケートを取りそれぞれ振り返るトークパート。昼公演ではナランチャ、アバッキオ、ブチャラティのキャラクターについて振り返りました。

先ず表示されたのはナランチャの名場面。鳥海さんは第14話から「ナランチャがおじいちゃんになったシーン」セレクトし、プロシュートのスタンド、ザ・グレイトフル・デッドのスタンド能力により急速に老化が進んでいくナランチャを演じた山下さんの演技を称賛。「どうしたらどんどん老けていく様子が表現できるか、考えながら演じさせていただきました」と、山下さんにとっても印象に残るシーンだったと言います。また小野さんと山下さんは第21話から「ブチャラティ達を泳いで追うシーン」をセレクト。自ら組織を裏切る決断をしたナランチャを演じた山下さんに、小野さんは「原作を読んだ時から好きだったシーンでしたが、山下さんが素晴らしい表現をしてくれ、オンエアを見て鳥肌が立ちました」とコメント。また山下さんは「命令してくれから命令しないでくれに変わった、ナランチャにとって大きな分岐点になったシーンだと思い選びました」と話します。

次に表示されたのはアバッキオの名場面。榎木さんは第5話から「アバッキオのお茶のシーン」をセレクト。新入りのジョルノに対し洗礼を行ったアバッキオを代表する名シーンですが、「上手に隠しながら淹れる一連の流れが好きです」とあらためてシーンの面白さを話します。諏訪部さんが選んだのは第12話から「パープル・ヘイズの能力をジョルノに説明するシーン」。「自分のスタンド能力は隠すくせに他の人のスタンド能力は丁寧に教えてしまう迂闊なところがかわいいです(笑)」と話すと、会場からも笑い声が。また「原作のテキスト表現を意識した”どう猛”の言い方など、結構こだわりのあるシーンです」と明かします。

続いてのトークテーマはブチャラティの名場面。鳥海さんは第1話から「ブチャラティがジョルノの顔を舐めるシーン」を選出。ストーリーが始まったばかりの第1話の段階で、「凄くインパクトがあって、始めは敵として登場していたブチャラティの一面が見られるシーンだと思い選びました」とコメントします。そして小野さんと中村さんが選んだのは第30話から「車中でジョルノに自分の死について話すシーン」。中村さんは「ブチャラティは自分がいなくなった時の次のリーダーを、こうしたジョルノとの会話の中で、 受け継がせていっているように感じました」とコメント。小野さんは「焦っている表情のジョルノに対し、自らの死を悟ったような表情のブチャラティの姿が印象的でした」と、それぞれにシーンの魅力を語りました。

トークパートの最後には暗殺者チームの名場面について振り返る等、話が尽きないキャスト達。盛況の中「黄金の風ラストトーク」が終了すると、続いてアーティストのLIVEコーナーへ。Coda が「Fighting Gold」、ハセガワダイスケが「裏切り者のレクイエム Giorno Ver.」を披露し会場の最高潮に達したところで、最後のコーナー、SPECIAL 生アフレコが始まりました。

昼公演で披露されたのは、第5話「ポルポの遺産を狙え!」、第12話「ボスからの第二指令」&第13話「マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ」、 第15話「偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド)その1」の3シーン。ブチャラティチームが揃った第5話のシーンや諏訪部さんがこだわったというアバッキオの「獰猛!」、またブチャラティの名台詞「覚悟はいいか?オレはできてる」が生披露され、会場は大いに盛り上がりました。

そしてイベントの最後に出演者から一言ずつ挨拶が。小野さんから「力の入った映像を作ってくれたスタッフの方や応援してくれた皆さまの熱量があったから、こうしてブチャラティチームで旅を続けられ、ここまで辿り着けたと思います。これからも黄金の風を吹かせられたらなと思いますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントを受け、約2時間に及ぶ公演が終了いたしました。

作品への愛に溢れた、またとない機会となったスペシャルイベント Esperienza d’oro。公演の内容は「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」Blu-ray&DVD Vol.1~10 初回仕様版の全巻購入特典として収録されます。「黄金の風」のストーリーと共に、イベントの様子をお楽しみください!

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』

放送情報

【TOKYO MX】毎週金曜 25:05〜
【毎日放送】毎週金曜 26:55〜
【BS11】毎週金曜 25:30〜
【AbemaTV】毎週日曜 24:00〜
【アニマックス】毎週日曜 19:00〜

※放送時間は変更になる場合がございます。

あらすじ

イタリア裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」に属する青年ジョルノ・ジョバァーナ。彼には街に麻薬を流す組織の「ボス」を倒し、街から麻薬 を排除するという夢があった。

謎に秘められたボスに近づくため、同じ夢を抱く幹部のブローノ・ブチャラティ率いるチームと共にボスの娘トリッシュ・ウナ の護衛指令を果たしたジョルノたち。しかしその指令の真の目的は、ボスの正体の手掛かりとなるトリッシュをボス自らの手で確実に葬ることだった。

非道な行いを見過ごすことができなかったブチャラティは、組織を裏切ることを決意。ジョルノやレオーネ・アバッキオ、グイード・ミスタ、ナランチャ・ギル ガも、それぞれの意志で組織を裏切り、ブチャラティと行動を共にすることを選択する。『正義』を信じ『苦難の道』を歩み始めたジョルノたちに、『運命』が立ちはだかる。

スタッフ

原作=荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
総監督=津田尚克
監督=木村泰大・髙橋秀弥
シリーズ構成=小林靖子
キャラクターデザイン=岸田隆宏
総作画監督=石本峻一
スタンドデザイン・アクション作画監督=片山貴仁
プロップデザイン=宝谷幸稔
美術設定=滝れーき・長澤順子・青木 薫
色彩設計=佐藤裕子
美術監督=吉原俊一郎・加藤 恵
撮影監督=山田和弘
編集=廣瀬清志
音響監督=岩浪美和
音楽=菅野祐悟
アニメーション制作=david production

キャスト

ジョルノ・ジョバァーナ:小野賢章
ブローノ・ブチャラティ:中村悠一
レオーネ・アバッキオ:諏訪部順一
グイード・ミスタ:鳥海浩輔
ナランチャ・ギルガ:山下大輝
パンナコッタ・フーゴ:榎木淳弥
トリッシュ・ウナ:千本木彩花

公式サイト:http://www.jojo-animation.com
公式Twitter:@anime_jojo

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会