日本のカルチャーの代表ともいえる”アニメーション”。その現場を支える職業として、“声優”は注目を浴びている職業のひとつです。現在、声優志望者数は30万人とも言われており、近年の人気職業ランキングの上位に入っています。
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映画『その声のあなたへ』和氣あず未・逢田梨香子など若手人気声優も発表!出演キャスト第3弾解禁!
そんな声優業界の歴史の中で、数多くの名作・名言を世に残し、声優業界を黎明期から強烈な個性と演技力で引っ張ってきた大御所中の大御所、内海賢二。「北斗の拳」のラオウや「Dr.スランプアラレちゃん」の則巻千兵衛、「鋼の錬金術師」のアレックス・ルイ・アームストロングなど、常に第一線で活躍し続けたが、2013年6月に惜しまれながら亡くなった。彼が亡くなったことは、ファンや声優界のみならず、各界に悲しみと衝撃を与えたことは記憶に新しく、その知らせは大きなニュースとして報じられました。
そしてこの度、伝説の声優・内海賢二の仕事、また、その偉業を追ったドキュメンタリー映画が完成。2022年9月30日(金)に公開となります!
本作は、主人公の新人ライターが、内海賢二を生前からよく知る声優陣たちの証言を通して「内海賢二」について、そして声優という職業の変遷を辿っていくドキュメンタリー。豪華声優陣によるインタビューパートとドラマパートで構成されており、多くの声優から語られる言葉たちは、歴史の証言のようでもあり、一方で現在にも響く“生の声”という二つの側面があります。本作はアニメ関連情報配信サイト「アニメイトタイムズ」の全面協力。メディアから生まれた全く新しい映画となりました!
参加声優第3弾が発表!「声優アワード」の歴代受賞者が語る声優業界のこれから
この度発表となった第3弾キャストは、『ラブライブ!サンシャイン!!』桜内梨子を担当し、Aqoursとして紅白歌合戦にも出演経験のある逢田梨香子、「Argonavis」のボーカルとしても活躍している伊藤昌弘、『波よ聞いてくれ』の主役を担当した際、本編の約7割を1人で喋り倒すという難役をこなし注目され、洋画吹替にも多く出演している杉山里穂、『ウマ娘 プリティーダービー』のスペシャルウィーク役や『東京リベンジャーズ』の橘日向役をはじめ、人気作品のキャラクターを多数担当し、人気急上昇中の和氣あず未という、「声優アワード」の近年の受賞者たち。声優という仕事に真摯に向き合い、未来を語る、これからを担う若手声優たちと内海賢二は、「アニメという文化を愛している」という1点で強固につながっており、「先輩からのバトンをしっかりと繋いでいきたい」、という気持ちは内海賢二にもきっと届いている、そんな内容に仕上がっています。
声優アワードとは
その年度に「最も印象に残る」声優や作品を対象に、その業績を称える本格的な「声優」を対象としており、今年3月で、第 16 回目の開催を迎えた歴史あるアワード。 歴代の受賞者は、名だたる声優たちで、まさに声優界のアカデミー賞ともいえる。発表時にはリアルタイムでツイートもされており、エンタメ業界全体から注目を集めている。
逢田さんコメント
まだ養成所生だった私にも、とても気さくに接して下さった内海さんの懐の深いお人柄、本当に大好きでした。今もなお沢山の方に愛されている内海さん。この作品を通して改めて、偉大な存在だなと感じました。一ファンとして、作品を観るのが今からとても楽しみです!
和氣さんコメント
内海さんにお会いする事は出来ませんでしたが、小さい頃から内海さんが出演している作品を数多く観てきました。改めて内海さんの生き様や仕事への姿勢に見惚れてしまい、私もこんなかっこいい人間になりたいと思いました。
杉山さんコメント
魂へ訴えてくる凄まじいお芝居から沢山の元気と感動を頂き、私もそのような素晴らしい表現ができる声優になりたいと志し、今この業界にいます。
偉大な先輩方の紡いで下さった声優の世界で精一杯これからも頑張ります。
伊藤さんコメント
内海賢二さんに直接お会いすることは叶いませんでしたが、いつも作品を通して楽しさや勇気をいただいていました。
偉大な先輩方が築いてくださった世界を汚さぬよう、これからも邁進して参ります。
映画『その声のあなたへ』作品情報
配給:ナカチカ/ティ・ジョイ
監督・脚本:榊原有佑
制作:and pictures
企画:株式会社CURIOUSCOPE
公式HP:https://sonokoe.com/
公式Twitter:@SonoKoe_0930
©映画「その声のあなたへ」製作委員会