待望の劇場アニメーション化プロジェクトとして、遂に9月1日(土)全国公開する劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』この度、公開日、メインスタッフ、キャストが決定しました。
小説家・住野よるのデビュー小説作品『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)。2015年6月の刊行直後から大反響を呼び、現在では累計書籍発行部数が260万部を突破、昨年7月には実写映画も公開され大ヒットを記録しました。
衝撃的なタイトルからは予測できない「僕」と桜良の儚い物語が待望の劇場アニメーション映画として、9月1日(土)全国公開致します。この度、公開日・メインスタッフ・キャストが決定致しました!
スタッフコメント
牛嶋新一郎(監督・脚本)
最初にお声がけいただいたとき、本作以前はアクション作品に携わることが多かったので、青春ドラマという今までにない方向性で作っていけることに非常にわくわくしたのを覚えています。
また、各位関係者の方々が皆前のめりで取り組んでいただいており、特に住野先生はシナリオ段階からご参加いただき、世界観を深く理解をした上で作品作りに取り組めたことは、作品にとっても非常にプラスになったのではと思います。原作ファンの方も見終わった後に、小説の読後感と同じ感覚で劇場を後にできるよう心がけました。
学生の方々だけでなく、大人も楽しめる作品になっていると思いますので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います。
岡勇一(キャラクターデザイン・総作画監督)
最初にこのお仕事のお話をいただき、原作を読んでとても心を打たれ、二つ返事で引き受けせて頂きました。
すでに原作小説を含む様々なメディアで大きな人気を得ている作品ですので、正直、大きなプレッシャーを感じつつ、それと同じくらい(キミスイファンとしても)喜びを感じながら鋭意制作に携わっております。
原作者の住野先生、僕や監督をはじめとするスタッフの皆さん、豪華なキャストの方々によって、この秋、新しいキミスイが生み出されます。
「二人の距離には、まだ名前がない」というキャッチコピーからも垣間見えるキミスイの世界観にご期待ください。
個人的には劇場で皆さんと一緒に、新しい「君の膵臓をたべたい」が観られる日が来ることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い致します。
キャストインタビュー
高杉真宙さん(「僕」役)
Q:劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」に、声優として出演が決まった際のお気持ちをおきかせください。
「まずは驚き、そのあと嬉しさや緊張などがこみ上げてきました。元々マンガやアニメが大好きで、いつか声のお仕事ができたらいいなとずっと思っていたので、こうしてやらせていただけるということが決まり、頑張らなくてはという気持ちがすごく強いです。」
Q:君の膵臓をたべたい」という作品の印象をおきかせください。
「台本を読んでから小説を読ませていただいたのですが、桜良の台詞で、自分のなかにずっしりとくるものがけっこうあって、ずっと桜良だけが色がついているという感覚でした。それは、「僕」という役として読んでいるからということもあると思うのですが、いろいろと考えさせられることが多いです。」
Q:声優初挑戦とのことですが、アフレコへ向けてなにかご準備されたことはありますか?
「台本を読んだり、いただいた資料を見たり、テストアフレコというものをやらせていただいたりしました。テストアフレコをする前までは分からないことも多かったのですが、いろいろ教えていただいて、自分の入ったことのない世界にやっと踏み出した感じがしています。実感もわいてきましたし、もっとしっかりとこのキャラクターのことを理解して演じていきたいなというのもあって、改めてもっと台本を読み込もうと思いました。」
Q:アフレコへ向けての意気込みをお願いいたします。
「今回初めて声のお仕事をやらせていただきますが、自分が本当にやりたかったお仕事のひとつなので、とても嬉しく思っています。ただ、声だけで演じるというのは、実写の映画やドラマでのお芝居とは全然違うものだと思いますので、自分のキャラクターをしっかりと理解して、しっかりと自分らしく表現できたらいいなと思っています。頑張りますので宜しくお願いいたします。」
Lynnさん(山内桜良役)
Q:劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」に出演が決まった際のお気持ちをおきかせください。
「ものすごく嬉しかったです。実写映画を観に行ったタイミングでちょうどオーディションのお話をいただいて、原作小説とコミカライズも読ませていただき、改めてとても素敵な作品だなと感じました。桜良というキャラクターが本当に魅力的で、何が何でも演じたいという強い思いで、気合いを入れてオーディションを受けさせていただいたのを覚えています。実際に桜良役を演じさせていただけることになり、すごく光栄で、もちろん緊張や不安もあるのですが、ただただ本当に、嬉しい気持ちでいっぱいです。」
Q:「君の膵臓をたべたい」という作品の印象をおきかせください。
「タイトルで衝撃を受けると思うのですが、そこからは想像ができないような、暖かくて、悲しくて、繊細なストーリーという印象です。はっとさせられる台詞がたくさんあって、なんとなく日々を過ごしてしまっていた自分はだめだったなぁと考えさせられました。明日からの生き方が変わっていくような、自分の人生観みたいなものが変えられるような、そんな作品だなと思います。」
Q:山内桜良という役どころについて
「笑顔がすごく印象的な女の子なので、朗らかさやにこやかさは常に大事にしつつも、弱い部分や真剣な表情も時折垣間見えるので、そういった面もしっかりと伝えられるように、心の微妙な動きというのを大事にしていきたいと思っています。」
Q:アフレコへ向けての意気込みをお願いいたします。
「本編は高杉さん演じる「僕」とのかけあいが多く、ほぼふたりの会話劇なので、アフレコ現場での空気感を大切にしていきたいです。そして、一言一言丁寧に心をこめて、観てくださるみなさんの心を動かすような作品にできればと思っているので、気持ちをこめて、全力で、楽しく、後悔のないように、一生懸命桜良として生き抜きたいです。」
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』
STORY
他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」。そんな「僕」はある日、偶然『共病文庫』と記された一冊の文庫本を拾う。それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて……。
病気を隠して日常を過ごす桜良と、その秘密を知った「僕」。
――二人の距離には、まだ名前がない。
STAFF
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)原作イラスト:loundraw
監督・脚本:牛嶋新一郎 キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一 美術監督:小川友佳子 音楽:世武裕子
アニメーション制作:スタジオヴォルン 配給:アニプレックス
キャラクター・キャスト紹介
「僕」:高杉真宙
物語の主人公。クラスで孤立する、人付き合いが苦手な少年。
山内桜良の秘密を知る、唯一のクラスメイト
山内桜良:Lynn
物語のヒロイン。闘病中ということを隠し、クラスメイトには明るく振る舞っている
公式サイト http://kimisui.jp/
(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ