群馬県桐生市・栃木県足利市が連携し、両市の日本遺産を活用したヘリテージツーリズムのプロモーション映像に声優・内田彩さんが出演することが決定しました。
今回は、「自治体アニメCM」とし、海外でも高い人気を誇る制作陣を起用し、30秒のアニメCMを4本制作予定。声優には群馬県出身で『ラブライブ!』等、国内外でヒットしたアニメに出演している内田彩さんの起用が決定!
内田彩さんは、これまでにも、ぐんま観光特使を務めるなど、地元群馬県のPRにも携わっています。
楽曲は野崎良太率いる音楽プロジェクト・Jazztronik(ジャズトロニック)が担当。
Jazztronikは特に欧米で高い人気を誇り、最近では女優で歌手の柴咲コウの海外プロジェクト「MuseK」の作曲を担当するなど、注目を集めています。
本アニメCMは、2019年3月中旬頃にポニーキャニオンYouTubeチャンネルにて公開予定。
是非チャンネル登録をしてお待ちください!
<ポニーキャニオンYouTubeチャンネル>
https://www.youtube.com/user/ponycanyon
ヘリテージツーリズムとは?
群馬県桐生市と栃木県足利市では、国の地方創生推進交付金を活用し、両市の日本遺産を活用したヘリテージツーリズムを促進するため、両市を周遊する観光振興施策の展開を図り、交流人口の増加と地域経済の活性化に寄与することを目的とした「桐生&足利ヘリテージツーリズム促進協議会(会長:鏑木恵介/桐生市産業経済部長)」を設立し、各種事業を実施している。
「日本遺産」は日本が誇る文化財を保護しながら、観光資源としても活用して後世に伝えていこうと、文化庁が平成27年度に認定がスタートした制度。桐生市は「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」、足利市は「近世日本の教育遺産群」を構成する。
■かかあ天下-ぐんまの絹物語-(群馬県(桐生市、甘楽町、中之条町、片品村))
古くから絹産業の盛んな上州では、女性が養蚕・製糸・織物で家計を支え、近代になると、製糸女工や織手としてますます女性が活躍した。夫(男)たちは、おれの「かかあは天下一」と呼んだ。桐生市内には、「かかあ天下 ぐんまの絹物語」構成文化財13件のうち半分の6件があり、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている桐生市桐生新町伝統的建造物群保存地区などがある。
■近世日本の教育遺産群(足利市、水戸市、備前市、日田市)
近世(江戸時代)の藩校や郷学、私塾など、様々な階層を対象とした学校の普及が、明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、現代においても、学問・教育に力を入れ、礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれています。足利市には、日本最古の学校であり、国指定史跡である足利学校がある。