アニメ『アニマエール!』原作・卯花つかさ先生インタビュー

今回『アニマエール!』のTVアニメ化を記念して、『アニマエール!』原作・卯花つかさ先生に直撃インタビュー!

主題歌、キャラクターソング、アニメーションなど、TVアニメに関する話題はもちろん、最後には『締め切り前でピンチの時に励ましてほしいキャラクターは?』といった質問まで……!

アニメ&原作コミック『アニマエール!』のお話をたくさん伺いました♪

アニメ『アニマエール!』原作・卯花つかさ先生インタビュー

“比較動画を作りたくなるくらい”惹き込まれた―TVアニメ第1話

―2016年から、芳文社『まんがタイムきらら キャラット』にて連載が開始。2018年10月からは待望のTVアニメが放送開始となった『アニマエール!』。初めてTVアニメをご覧になった際の率直なご感想をお聞かせください。

初めて見たときは、もちろんアニメだから当然ではあるんですけど、自分の絵が動いて、喋って……というのが、それだけでもう感動モノでした。
絵柄も、かなり原作コミックの雰囲気が残りつつ、(アニメーション制作を担当する)動画工房さんっぽい雰囲気も取り入れてくださったので、原作者ながら「可愛い……!」と思いました。

―TVアニメ1話『はじめてのチア』は、冒頭のチアシーンから惹き込まれますよね。

TVアニメ1話冒頭の、ひづめたちがチアをしていたシーンは、原作コミックでは1ページの半分で描かれて終わるんですけど、TVアニメではしっかりと動いて、踊って、という感じで、「すごい!」と思いました。
比較動画を作りたくなるくらいでした(笑)

『チア』を知っていくにつれて……。

―アニメ『アニマエール!』のテーマはチア。卯花先生の前作とはまた少し雰囲気の違う作品となっていると思うのですが『チアを題材にしよう』と思われたキッカケなどはございますか?

前の作品が終わってから、「次どんな作品にしよう?」と担当さんとアイデアを出し合っていたとき、チアを提案していただいたのがキッカケです。
元々チアに対しては『ユニホームが可愛くて好き』というイメージが強かったんですが、そこから色々と調べていったら、『チアを描くのも楽しそうだな』と思い始めました。

―チアに関する様々なことをお調べになったかと思いますが、調べていく中で、『チア』に対する印象に変化などはありましたか?

明るい女子がやる競技!ハツラツ!というイメージだったんですけど、調べていくにつれて、かなり“スポ根”寄りな競技だな、と思いました。
『まんがタイムきらら』シリーズは4コマ誌ということもあり、競技自体をどこまで深く掘り下げられるかはわからない状態だったので、『誰かの力になる』というところを話のメインに据えればと思い、チアを題材にした『アニマエール!』を描くことになりました。

TVアニメ化―「すごく丁寧に作っていただいているな、と思います。」

―TVアニメ化ということで、キャラクターにボイスが付きました。キャラクターボイスはいかがでしたか?

どの方も本当にお上手で、いろいろな形でキャラの魅力を惹きだしてくださったんですが、中でもひづめ役の山田さんの声質がすごく好きです。
特に『サ行』のボイスに透明感が溢れていて、「ひづめを敬語キャラにして良かった~!」と思いました(笑) 『~です。』の“す”に透明感がすごく感じられるんです(笑)

尾崎由香さんのこはねは、元気で、でもちょっと抜けてるとこを上手く演じてくださってるし、井澤美香子さんの宇希は、とにかくツッコミの多彩さ。
でも宇希の可愛いところも表現してくださってるなと思います。

楠木ともりさんのウィスパー気味の虎徹は本当に可愛いんですけど、そうじゃない切れ味鋭いところもきついばかりじゃなく、憎み切れない感じがいいなと思います。

花和役の白石晴香さんは、8話のひづめに対してのモノローグの真摯なところがすごくよかったんですが、こはねに対する冷たいツッコミも魅力的だなと思います。

あと、松井恵理子さんの犬養先生、本当にイイキャラにしてもらえたなって(笑)

―TVアニメ化を通して、『更に引き出された』と思われた魅力などございましたでしょうか?

やっぱり1話の盛り上がりが一番印象深いですね。
すごく良いシーンにしてくださって、何度も繰り返して見ました。
他には、最初に佐藤雅子監督へ『ギャグのテンポ感を大事にしていただきたいです。』とお願いしていたところ、TVアニメはその通りに、とても上手に緩急をつけてくださって。

―こはね…宇希…ひづめ…に加えて、虎徹…花和…と、キャラクターが増えていくにつれて、テンポ感が更に良くなりましたね。キャラクターと言えば、ひづめの“兄”人気もすごく高いようで……。

そうですね(笑) ひづめの“兄の言葉”ってほぼ“私の言葉”みたいなところがあるんです(笑)「学生であることが貴重」で、「大事に過ごした方が良いよ!」「制服もいま着ておいた方が良いよ!」っていう気持ちです(笑)

―兄の言葉は先生の言葉だったんですね(笑)
アニメ『アニマエール!』の注目ポイントの一つにも挙がる“チアシーン”はいかがだったでしょうか?

キャラによる動きのズレが細かく描かれていて驚きました。
オープニング主題歌『ジャンプアップ↑エール!!』では、ひづめは首をグイッと動かすけど、虎徹はゆっくりと動かしている……とか、キャラクターの個性に合った作画をしてくだっているな、と感じました。

―キャラクターデザインと同じく、先生が描かれた原作を大切にアニメ化しているような印象が強いですよね。

はい。オープニングの冒頭で『C!』『H!』……とキャラが一人ひとりポーズを取っているシーンでキャラクターが着ていたユニホームも、全部原作コミックの扉絵などで描いていたものを、アニメでも丁寧に拾ってくださって……。

オープニング終盤で、5人がフラッグを持っているシーンも同じく、扉絵で描いていたもので、そうした原作コミックの細かな部分もどんどんアニメで出してくださっていて、すごく丁寧に作っていただいているな、と思います。

―エンディング主題歌に出てくる『ピヨ魔神』も、原作コミックで登場していましたね(笑) 改めて、原作コミックとアニメを見比べるのも面白そうですね。

キャラソン…サントラ…特典描き下ろしコミック!バラエティ豊かな展開

―さて、アニメ『アニマエール!』は、先程話題に挙がったオープニング主題歌などはもちろん、挿入歌やBGM、キャラソンなどと、様々な展開がされています。まずは『キャラクターソング』について伺いたいと思います。

―好評発売中の、『TVアニメ「アニマエール!」キャラクターソングコレクション – Wink -』には、5人それぞれのキャラクターソングが収録されていますよね。『特にこのキャラのキャラソンが好き!』という楽曲はございますか?

花和のキャラソン『Love for せんぱい!』が特に良いな、と思いました。
全体的に面白い感じの曲かな、と思いきや、せんぱいへの素直な思いも詰まっていて、聞いていてすごく頭に残りました。

5人ともキャラクターのことをよく考えられた歌詞になっていて、すごく感動しました。

―楽曲といえば、TVアニメ『アニマエール!』Blu-ray&DVD 第1巻には、作中に登場した挿入歌とサントラを集めた『ミュージックエール!コレクション』が特典として付属していますが、サントラの中で特にお好きな楽曲などはございますか?

一番印象的なのは、PVの冒頭でも使われていて、良い雰囲気のシーンで流れる『STAND UP』ですね。
あと、バスケ先輩がバスケをするときにかかる楽曲も印象的です(笑) バスケ先輩のテーマみたいで(笑)

―挿入歌に、“いきものがかり”の国民的ソング『じょいふる』が登場した時は驚きました。

挿入歌は、私も、最初に曲の候補を訊いていただいたんです!
『LOVE&JOY』を候補に入れたので、TVアニメで採用されたときは「やった!」と、すごく嬉しかったです(笑)

―先生のご希望も反映されていたんですね。
更に、Blu-ray&DVD 第1巻の特典には、卯花先生描き下ろしのコミックが付いてくるそうですね。どういったお話になるのか、少しだけご紹介いただいても良いですか?

1巻につくので基本的な時間軸は1,2話後のこはね・ひづめ・宇希がいるくらいにしました。
みんなの兄弟事情から、こはねがなぜかお姉ちゃんになる?という流れです。

とはいえ、発売時期はアニメ放映後あたりなので、アニメを追いかけて見て下さってる人にも楽しんでもらえたらな~と少し工夫しました。

芳文社『まんがタイムきらら』シリーズ 独立刊行15周年の節目に

―今や世界中から愛されている、芳文社さんの『まんがタイムきらら』シリーズは、2018年11月号で、記念すべき独立刊行15周年の節目だそうですね。
実際に『まんがタイムきらら』シリーズの漫画家さんとして、この『まんがタイムきらら』シリーズはどういった作品が集まっていると思われますか?

根底には、みんな『可愛い』があって、そこから、作品それぞれの個性が出ているんだと思います。
なので、全体的に読んでいて『楽しい』や『癒やし』などを感じられるのかな、と。

―メディア化なども伴って、どんどん『まんがタイムきらら』シリーズのファンが増えていると伺っています。これからも、よりたくさんの方に愛される月刊誌になってほしいですね。

ファンの方々へメッセージ

―それでは最後に、ファンの方にメッセージを頂戴できますでしょうか?

原作コミックからのファンの方は、原作……アニメ……とずっと見てくださってありがとうございます、という思いでいっぱいです。実はTVアニメ8話『せんぱいとあたし』で、私が『アニマエール!』の前作で描いていた作品のキャラクターが登場していて、そういったところにも反応していただいているのがすごく嬉しいです。

TVアニメから『アニマエール!』を知ってくださった方には、アニメではやっていないようなお話も原作で描いていたり、先程のような原作からの小ネタのようなものもたくさんTVアニメで取り上げていただいたりしているので、原作コミックもあわせて楽しんでいただけると嬉しいです。

原作はまだまだお話が続いていきますので、原作コミックもぜひよろしくお願いします。
放送が始まって以来、作品に対してあたたかいお声をかけていただくこともあり「アニマエール!とは応援し、応援される作品なんだ…!」とひしひしと感じております。

本当に応援、力になります。

アニメの方も最終話まであと少しになってしまいましたが、最後までお付き合い頂ければ嬉しいです!

【おわりに】締め切り前でピンチ!そんな時、卯花先生が応援してもらいたいキャラクターは……?

―漫画家さんは、締め切りに追われたり、なかなかネタが見つからなかったりと『チア』してほしい場面がたくさんあるかと思われます。
『アニマエール!』はチアの作品ということで、そういった時に応援してほしいキャラといえば、誰ですか?

まず、ひづめはちょっとネガティブな子なので、どんどん『ダメかも……。』『原稿落としちゃうかも……。』みたいなネガティブなスイッチが入っちゃうかな、と(笑)

こはねは、切羽詰まってる状況なのに後ろでワサワサ動いていそうなイメージでちょっと違うかな……と……。ワサワサしてお茶とかこぼしそうですし。

宇希は優しくしてくれそうなんですけど、こはねを甘やかしちゃうみたいに、締切前なのに甘やかしそうな気がして……。
こてっちゃん(虎徹)は言葉がキツいので傷つけられそうだな、って(笑)

……というところで、消去法というわけではないんですが、やっぱり応援されるなら花和が良いですね。

一番マジメなのが花和かな、と思っていて。ひづめに関すること以外ではマジメで、一番しっかりしているので、締め切りでピンチだったら花和に応援してもらいたいです(笑)

(文・ふくもと)

アニメ『アニマエール!』CD情報

TVアニメ「アニマエール!」テーマソングコレクション – Smile –

TVアニメ『アニマエール!』より、OP/EDテーマを1枚に収録!

現在好評発売中!

【価格】1,500円+税
【収録時間】24分
【収録曲数】6曲
【セット数】1枚
【仕様】描き下ろしジャケット/ジュエルケース
【試聴動画】

【商品詳細ページ】
<TOHO animation STORE>
https://tohoanimationstore.com/shop/g/gTASC00754b/

<Amazon>
https://www.amazon.co.jp/

TVアニメ「アニマエール!」キャラクターソングコレクション – Wink –

インタビューでも話題となった『キャラソン』が収録♪
TVアニメ『アニマエール!』神ノ木高校チアリーディング部の各キャラクターソングを1枚に収録!

現在好評発売中!

【価格】1,500円+税
【収録時間】42分
【収録曲数】10曲
【セット数】1枚
【仕様】描き下ろしジャケット/ジュエルケース
【試聴動画】

【商品詳細ページ】
<TOHO animation STORE>
https://tohoanimationstore.com/shop/g/gTASC00754b/

<Amazon>
https://www.amazon.co.jp/

『LOVE&JOY』『じょいふる』『LOVE2000』『もっと愛しあいましょ』など挿入歌は、iTunes,Amazon Musicほかにて好評配信中!

<主題歌&挿入歌 配信情報>
http://animayell.com/music/digital.html

アニメ『アニマエール!』Blu-ray & DVD 第1巻【商品情報】

商品情報

収録話:第1話~第3話

【Blu-ray】
価格:¥8,800+税
品番:TBR28371D

【DVD】
価格:¥7,800+税
品番:TDV28375D

仕様

キャラクターデザイン・天﨑まなむ先生
描きおろし特製スリーブケース

封入特典

①スペシャルイベント無料招待抽選券

2019年4月14日(日)開催!
メインキャストの尾崎由香さん、山田唯菜さん、井澤美香子さん、楠木ともりさん、白石晴香さんほか出演のスペシャルイベント、無料招待抽選券がついてきます♪

②ミュージックエール!コレクション ~作中を彩る挿入歌とサントラを集めたスペシャルCD~

作中に登場した挿入歌とサントラを集めたスペシャルCD!
ファンの間でも話題となった『じょいふる』(歌:YURiKA)も収録♪
名場面を、挿入歌&サントラでお振り返りください!

③原作・卯花つかさ先生描き下ろしコミック

④ちびキャラ・アクリルキーホルダー(こはね&ひづめ)

映像特典

①ノンクレジット OP&ED

②特別番組「アニマエールであーる!」特別版

③メインキャストが あんな話やこんな話で盛り上がる 「アニマエール!」 ビジュアルコメンタリー (第1話、第2話、第3話)

アニメ『アニマエール!』第2巻~第4巻 発売日などの情報については、公式サイトでご確認ください♪

Blu-ray&DVD情報はコチラ

http://animayell.com/bddvd/01.html

TVアニメ『アニマエール!』作品情報

TOKYO MX、AT-X、BS11にて、現在好評放送中!

放送情報

【TOKYO MX】10月7日より毎週日曜24:00~
※再放送 10月8日より毎週月曜19:00~
【BS11】10月7日より毎週日曜24:00~
【AT-X】10月7日より毎週日曜23:30~
※リピート放送:
毎週(火)21:30/毎週(木)13:30/毎週(土)29:30

※放送時間は変更となる可能性がございます。

イントロダクション

人の力になることが大好きな「鳩谷こはね」は、中学の終わりに出会ったチアに魅了され、高校で経験者の有馬ひづめや幼馴染の猿渡宇希と共にチア同好会を立ちあげる。
ポジティブで一生懸命な彼女たちのチアは今日も誰かを元気づける!!

キャスト

鳩谷こはね:尾崎由香
有馬ひづめ:山田唯菜
猿渡宇希:井澤美香子
舘島虎徹:楠木ともり
牛久花和:白石晴香
犬養先生:松井恵理子

スタッフ

原作:卯花つかさ
監督:佐藤雅子
シリーズ構成・脚本:志茂文彦
キャラクターデザイン:天﨑まなむ
総作画監督:天﨑まなむ、曾我篤史
アクション作画監督:狩野正志
美術監督:安田ゆかり(オリーブ)
色彩設計:伊藤裕香
撮影監督:廖程芝
編集:小野寺絵美
音響監督:平光琢也
音響効果:風間結花
音楽:monzo、堤博明
音響制作:神南スタジオ
振付・チアダンス監修:柳下容子、瀧本有美、東京ガールズ
アニメーション制作:動画工房

原作情報

芳文社「まんがタイムきららキャラット」連載『アニマエール』
原作コミックスは第3巻まで好評発売中!

<アニメ公式サイト>http://animayell.com/
<アニメ公式Twitter>@animayell_anime

©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

5 comments

  1. うとうと

    初めまして。
    私は放送前の告知CMで知って見てみようと思って見始めたんですが、第1話ではこはねちゃんと同じようにチアに魅了されて、出逢えてよかったと思いました。自分もチアを始めてみたいと思わせてくれる、素晴らしいシーンでした。
    原作コミックは揃えたもののまだあまり読めずにいるので、なるべく早く追いつきたいです。
    インタビューを拝読できてよかったです。ありがとうございました。

  2. チア先輩のファン

    素敵なインタビュー記事でした。
    私もアニメ化から入りました。1話2話3話…と続いていく中で見りゃか的なキャラクターも増え何回も再生しました。1話あたり10回はみてると思います笑
    インタビューにもありましたが、応援し応援される作品だと思います。1日1チア、みんなの声が聞けないと生きていけないからだになりました。原作もアニメもこれからもずっと応援しています!

  3. こてつかわいい

    とはいえ、はなわちゃんの出番もっと欲しいよね。
    アニメになって、それまで漫画では意識してなかったキャラクターを好きになるの、本当にうれしい!これは2期不可避でしょう!?

  4. 0048

    とりあえずアニメは一通り何でも見るんですが、やっぱりスポーツものは外れが少ないですね。原作は知りませんがチアに使われるBGもオッサンにはたまりません。娘のお気に入り作品です。

  5. 匿名

    先生がこはねちゃんばりにテレビアニメ化を喜んでいる感じが伝わってくる良い記事でした!
    アニメも原作も見ました!すごく背中を押してくれて、元気をもらえる素敵な作品で、今年イチ大好きな作品になりました!
    キャラソンがあるって知らなかったので、すぐ買いに行きたいと思います!BDの漫画も気になる。。。
    良い記事をありがとうございました!

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