アニメ『盾の勇者の成り上がり』第5話「フィーロ」【感想】新たな仲間の誕生!

現在好評放送中のTVアニメ『盾の勇者の成り上がり』。第5話「フィーロ」では『新しい仲間の登場』や『レース勝負』などが印象的な回でした。槍の勇者がとうとう痛い目に……?

そんなTVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第5話「フィーロ」を改めて振り返りつつ、感想を綴ります。

※この記事には【ネタバレ】を含みます。ぜひ、TVアニメをご覧になった後にご覧ください!

アニメ『盾の勇者の成り上がり』第5話「フィーロ」【振り返り】

報酬

王城にて、災厄の波に対する活躍として、勇者たちは報酬を貰うことに。槍の勇者には銀貨4,000枚を。剣の勇者と弓の勇者には銀貨3,800枚を。盾の勇者には銀貨500枚を。しかし盾の勇者は、決闘の時に奴隷を開放した代金と相殺して、

国王「今回の援助金はなしとする」

と言われる。だが弓の勇者と剣の勇者が尚文の活躍、決闘の時の槍の勇者の不正について言及してくれた事により、無事、援助金を受け取る事ができ、尚文たちはその場を去るのであった。

魔物の卵

ラフタリアの頼みにより、再び奴隷市場へ。そこでラフタリアは尚文との誓いのため、もう一度奴隷紋を入れなおすことに。そこで尚文は魔物の卵が売っているのを発見する。その卵からは「フィロリアル」という鳥の魔物が誕生する。稀に大当たりを引けば、「ドラゴン」が生まれる事もある、と聞き、店員に言い寄られ購入することに。薬屋、魔法屋から呼ばれていた要件を済ませ、この日はリユート村に泊まることにするのであった。

フィーロの誕生

リユート村にて朝、尚文は卵が孵りそうになっているのを発見し、急いでラフタリアを起こした。二人で卵から生まれる瞬間を眺め、そしてついに卵からフィロリアルの雛が誕生したのである。

尚文はこの魔物に「フィーロ」と名付け、共に生活を過ごしたり、レベル上げに連れていったりし、大事に育てていた。生まれた時は手のひらに乗せられるぐらいの大きさだったが、たった二日で尚文の身長を越えるぐらいにまで成長していた。

領主の権限

リユート村にて生活を送っていたところ、突如、槍の勇者の元康が訪れ、元康がこの村の領主に任命されたと言い放った。元康は村の領主としての権限で、村の出入りの度に銀貨50枚を税として納めるように命じた。しかし村人たちと尚文たちは異論を唱え、腹を立てた女従者のマインは武力によって支配しようとしていた。

しかし謎の集団によりそれを邪魔され、その集団の一人がマインに文書を渡す。その文書の内容を見たマインは激しく動揺し、突如村の領主をかけた戦い、「ドラゴンレース」をするように尚文に持ち掛けた。

ドラゴンレース

村人たちから深くお願いされ、しぶしぶドラゴンレースの件を受諾することに。レースの内容は自分の使役する魔物に乗り、村の門からスタート。外周を2周し、先に門にたどり着いた方が勝ち、というもの。尚文はフィロリアル、元康はドラゴンに乗り、一斉にスタートをした。

開始から尚文が圧倒的にリードするが、元康の従者たちの魔法による邪魔のため、尚文たちは転倒してしまう。やっとの思いで元康を追い越すものの、またもや従者たちの魔法により、大きく速度を減速され、抜かされてしまう。しかし負けずとなんとか追いつく。繰り広げられた大接戦。そしてとうとうゴールの瞬間。ゴールテープを切ったのは尚文たちだった。

こうして尚文たちはドラゴンレースに勝利したのであった。

フィーロの変化

レースを終えた直後、細身だったフィーロが急に太った大鳥に変化した。それを見た女従者のマインは、尚文たちの不正を訴えるが、謎の集団によりマインたちの不正を暴かれ、怒った槍の勇者たちはこの場を去ることに。村人たちのお礼により、尚文たちは荷馬車と行商の証を貰った。

フィーロがけん引する荷馬車に乗り、村を出た尚文たちだったが、ラフタリアの乗り物酔いにより、森で一晩を過ごすことにした。行商について興味が沸きだし、今後の方針を考えながらフィーロと寄り添い寝た尚文。

そして迎えた朝。ラフタリアに強く名前を呼ばれ起きる尚文。目が覚めると隣には、小さな羽の生えた美少女が眠っていたのであった。

アニメ『盾の勇者成り上がり』第5話「フィーロ」感想

ラフタリアの嫉妬

奴隷紋を胸に入れなおした際に、恥ずかしそうに「どうですか?」と尚文に聞くも、尚文は華麗にスルー。何やっとんねん!褒めてあげて!と思いましたね。(笑)

ラフタリアの「もおぉぉーー!」という感じがたまらなく可愛かったです。

フィーロにかまってあげる尚文を見たラフタリアは、少し嫉妬しているような表情。

今後は、フィーロと尚文を取り合ったり、ぐいぐい尚文に迫ったりなど、羨ましい展開が期待できるかもですね。

槍の勇者、とうとう痛い目に!

とうとう槍の勇者が痛い目に遭いました!フィーロに股間を強く蹴られるシーンは最高でしたね。マインも「今日の所は引き上げます」などの捨て台詞を吐き、初めて尚文たちのまともな勝利に終わって、とてもスッキリしました。少し槍の勇者がかわいそうと思える回でしたね。

謎の美少女

ラストでは謎の美少女が登場!

話の流れ的に、あの子はフィーロなのでしょうか?羽も生えていますし、幼女でもあり……。はっきりとは分かりませんが、謎の美少女の正体が気になるラストでした。次回からは新たな仲間を加え、どのような展開になっていくのでしょうか?とても楽しみになる回でしたね。次の第6話コラムに期待して下さいね。

(文=CLそら

アニメ『盾の勇者の成り上がり』概要

スタッフ

原作:アネコユサギ(MFブックス『盾の勇者の成り上がり』/KADOKAWA刊)
原作イラスト:弥南せいら
監督:阿保孝雄
シリーズ構成:小柳啓伍
キャラクターデザイン・総作画監督:諏訪真弘
デザインリーダー:高倉武史
デザインアシスタント:和田慎平
モンスターデザイン:森 賢(ぎふとアニメーション)
アクション設計:黒田結花
プロップデザイン:杉村絢子
色彩設計:岡松杏奈(キネマシトラス)
ビジュアルアドバイザー:増山 修(インスパイアード)
美術:木下晋輔(インスパイアード)、西口早智子(インスパイアード)、明石聖子(スタジオ・ユニ)
3DCGディレクター:越田祐史(オレンジ)
2Dアーティスト:hydekick
モーショングラフィックス:上村秀勝(サブリメイション)
撮影監督:梶原幸代(T2スタジオ)
編集:須藤 瞳(REAL-T)
音響制作:グロービジョン
音響監督:郷文裕貴(グルーヴ)
音楽:Kevin Penkin
音楽プロデューサー:飯島弘光(IRMA LA DOUCE)、植村俊一(日本コロムビア) 
アニメーション制作:キネマシトラス

CAST

岩谷尚文:石川界人
ラフタリア:瀬戸麻沙美
天木 錬:松岡禎丞
北村元康:高橋 信
川澄 樹:山谷祥生

公式サイト http://shieldhero-anime.jp
公式Twitter @shieldheroanime

(c)2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会