日本文学の傑作である太宰治の「人間失格」をダイナミックにリメイクした『HUMAN LOST 人間失格』。破滅に至った一人の男の生涯を描き、その深い死生観・文学性が今なお強烈な衝撃を与え続ける不朽の名作が、世界に誇る日本最高峰のクリエイター陣によって再構築される『HUMAN LOST 人間失格』が太宰治生誕110周年を迎える2019年、全世界公開となります。
この度、貧困エリア“イチロク”の暴走集団のリーダーで、宮野真守演じる主人公・大庭葉藏(おおばようぞう)の唯一の友であり、生き方に惑う彼に絵を描くきっかけを与えた男、竹一(たけいち)のキャラクター映像が解禁となりました。
竹一役(CV. 福山潤)キャラクターPV
演じるのは、『コードギアス 復活のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ役や『おそ松さん』の松野一松役など、多彩な人気キャラクターを数多く演じ、アーティストとしても活躍する福山潤に決定!コメントも到着です。
竹一役・福山潤コメント
Q. 竹一というキャラクターについての印象をお聞かせください
命の延命化が進み、怪我でも寿命でも死ぬ事が出来なくなっている中で、死への欲求にかられ危険に身を投じる行為によって生と自己を掴み取ろうとしている印象の強い人物です。ですが悲壮感はなく、享楽的とも快楽的ともとれる活力溢れる人物に受け止めています。
Q. 本作を楽しみにしてくださっているファンの皆様に一言お願い致します
考えさせられつつも、胸躍り、手に汗握る展開をもった作品だと感じております。皆様に観て頂いて、どのように感じ、受け止められるのかとても楽しみです。是非とも劇場でご覧ください!
福山潤直筆・竹一のセリフ入りサイン色紙プレゼントキャンペーン開催中!
さらに、『HUMAN LOST 人間失格』 Twitter公式アカウントをフォロー&該当ツイートをRTで、福山潤直筆・竹一のセリフ入りサイン色紙を抽選で一名様にプレゼントするキャンペーンを実施中!
劇場アニメーション『HUMAN LOST 人間失格』
太宰治生誕110周年を迎える2019年、最新・先鋭のクリエイティブによる、誰も観たことのない「人間失格」が世界を驚愕させる――
つきましては、本作のタイトル、劇場アニメーションとして全世界公開決定のほか、ティーザービジュアル、ティーザーPV、メインキャスト&スタッフと意気込みコメントなどが公開となりました。是非とも本件のご紹介をご検討いただけますよう、何卒よろしくお願い致します。
STORY
「恥の多い生涯を送って来ました。」
医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――
人々は体内の“ナノマシン”とそれらを“ネットワーク”により管理する“S.H.E.L.L.”体制の支配により、病にかからず、傷の手当を必要とせず、120歳の寿命を保証する、無病長寿を約束された。
しかし、その究極的な社会システムは、国家に様々な歪を産み出す。埋まることのない経済格差、死ねないことによる退廃的倫理観、重度の環境汚染、そして、S.H.E.L.L.ネットワークから外れ異形化する“ヒューマンロスト現象”……。
日本は、文明の再生と崩壊の二つの可能性の間で大きく揺れ動いていた。
大気汚染の広がる環状16号線外(アウトサイド)――イチロク。
薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団とともに行動する謎の男“堀木正雄”とともに特権階級の住まう環状7号線内(インサイド)への突貫に参加し、激しい闘争に巻き込まれる。
そこでヒューマンロストした異形体――“ロスト体”に遭遇した葉藏は、対ロスト体機関“ヒラメ”に属する不思議な力をもった少女“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る――
堕落と死。生と希望。男は運命に翻弄され、胸を引き裂き、叫ぶ。
怒り。悲しみ。憐れみ――絶望に呑みこまれ、血の涙とともに大庭葉藏は“鬼”と化す。
貴方は、人間合格か、人間失格か――
STAFF
原案:太宰治「人間失格」より
スーパーバイザー:本広克行
監督:木﨑文智
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
企画・プロデュース:MAGNET/スロウカーブ
配給:東宝映像事業部
CAST
大庭葉藏:宮野真守
柊美子:花澤香菜
竹一:福山潤
Official Site:https://human-lost.jp/
Official Twitter:@HUMANLOST_PR
©2019 HUMAN LOST Project