『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』続編は次も映画なのか?その後の展開について考えてみた

2020年12月28日(月)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』73日間における全国379館の興行成績が324億を超えスタジオジブリ「千と千尋の神隠し」の記録(316億8000万円)を19年ぶりに更新するという史上初の偉業を達成しました。

上映期間中に400億円に到達するのでは?とも言われている本作ですが、この記事では、『鬼滅の刃』の映画の成功を踏まえ今後どのような展開をしていくのか考えていきます。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』その後の展開について考察

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

2020年世界に広がった新型コロナウイルス感染症(Covid19)の影響で、世界中で経済的、文化的な活動が厳しく制限され「リモートワーク」や「巣ごもり消費」といった新しい言葉が生まれました。私たちの生活や仕事のあり方が大きく変わり、それに伴い「コミックマーケット」や「アニメジャパン」などのイベントもオンライン開催という流れが定着した1年でもあります。会場で開催できない、こんな不自由な状況の中でもエンタメが多くの人々に“生きる力”や“勇気”を与えてくれました。

TVアニメ『鬼滅の刃』は、最初2019年4月〜 9月にTOKYO MXの深夜帯で放送。2020年になるとコロナ禍の「巣ごもり消費」に後押しされ、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどのサブスクリプションサービスでもじわじわと視聴され、現在でも、放送中の『呪術廻戦』や『ブラッククローバー』と一緒にTOP10にタイトルを飾るほどです。

また、フジテレビでは、2020年10月10日(土)と17日(土)の2週連続で地上波ゴールデンプライム帯(18時59分~21時14分)で全国に放送し、新規撮り下ろしシーンを追加した前代未聞の豪華版『鬼滅の刃』<柱合会議・蝶屋敷編>を12月20日(日)に放送を行うなど大きな話題を呼びました。

破竹の勢いでこれまでの常識を覆してきた本作ですが、続編について配給の東宝は「再び映画で製作したい」とはっきりとした意思表示をしています。

これまでマンガやライトノベルのTVアニメ化といえば、Blu-rayとDVDの販売数やグッズ、イベントのチケットなどから見込まれる収益をベースとしたコストの回収を見越した上で、TVで先ず1期放送し、次に劇場版や2期を企画する、またはOVAを製作する製作委員会方式が伝統ですが、『鬼滅の刃』の続編については、このまま“霹靂一閃”の勢いで映画で最終回まで持っていく流れも十分に考えられます。

まだ公式には未発表ですが、水面下では関係各社による様々な働きかけが進んでいるのは間違いなく、今年中に大きな発表があるのではと推測します。アニプレックスが手がける『ソードアート・オンライン』シリーズ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の最新映像が、2019年7月6日(土)ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2019」で初解禁されたことも考えると次回作に関する大きな発表を海外のイベント等で企画される可能性も否定できません。

JMAG NEWS編集部まとめ

総括すると『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の続編の内容や時期については全くの未定という前提で、あえて希望的観測で語るなら、続編については原作に忠実な道以外にはないと考え「吉原遊郭編」の製作が進行するでしょう。

TVなら2クールたっぷり時間を使って映像化が可能ですし、映画なら前編・後編といった形も考えられます。どちらにしても、アニメーション制作のUfotable(ユーフォーテーブル)の卓越した技術により、劇場向けでもテレビ向けでもハイクオリティな映像作品に仕上げてくれることは間違いありません。

しかし、国内では現在でも原作コミックスは書店、ECサイト共に品薄が続いている中、Kindleマンガ売れ筋ランキングでは『鬼滅の刃』が上位を占めており、TVアニメも各種配信サイトを通じて潜在顧客に十分にリーチできていると考え、続編も映画で、更に海外向けという選択肢は最適ではないかと思う次第です。

比較対象として、グローバルの興行収入で歴代1位の「アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)」で約2981億円、「アナと雪の女王2(2019)」で約1497億円、「カールじいさんの空飛ぶ家(2009)」で約759億円、そして「シュガー・ラッシュ:オンライン(2018)」で約546億円という世界的に見ると上の層は分厚い状況ではありますが、北米を中心に国外で確固たる地位を築いてきた「ドラゴンボール」や「NARUTO」「ワンピース」、そして「僕のヒーローアカデミア」と同様に、少年ジャンプの人気作品として『鬼滅の刃』が世界でどこまで上を目指せるか見てみたい気持ちもあります。

ちなみに、ソニーの子会社であるソニー・ピクチャーズが北米で『鬼滅の刃』を配信しているアニメ配信サービス・クランチロールの完全子会社化も決まっており、クランチロールの会員9,000万人(有料会員数300万人)を中心にグローバルへ向けた戦略のための新たな布陣が敷かれたといっても過言ではありません。

今年も”鬼滅ブーム”が続く中で、最終的にどのような方向性が示されるのか見守っていきたいと思います。

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(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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