今『ナゴヤVTuber展 in パルコ』に行くべき3つの理由

皆さんこんにちは岸峰ミミムです

先日『ナゴヤVTuber展 in パルコ』に行ってきて、これはVの者、Vを見る者としては必ず見るべき展示であると感じましたので、ぜひ紹介したいと思います。

中京テレビ放送株式会社とパルコ株式会社で構成される『ナゴヤVTuber展 in パルコ』実行委員会は、2021年3月27日から募集開始したイベント開催のためのクラウドファンディングは、933人の支援者によって支援額1797万円が集まり目標を達成。5月28日から6月21日まで開催中です。

今『ナゴヤVTuber展 in パルコ』に行くべき3つの理由

パルコ南館入口に設置のこのパネル、なんとクラウドファンディングのリターンの1つでもあります。

これだけ見ると、ただVTuberのパネルやグッズを展示してるだけじゃないか?と思うかもしれませんが、実はこのイベントではVTuberを知っているからこそ見るべき内容が3つあります。

【見どころその1】VTuber生態図鑑

VTuber生態図鑑の海外とクリエイターの紹介

VTuberには箱、個人所属、というジャンルのほかに、NHKの番組でも紹介されたバ美肉やクリエイターのV化、そして最近話題の海外勢など様々な立ち位置の方がいます。

皆さんも知ってはいても、なかなか体系的に理解できてない部分もあるのではないでしょうか?

今回の名古屋パルコの会場に入るとまず「VTuberとは?」という説明パネルがあり、そこで箱、個人、そして四天王とよばれた方たちの紹介と大まかな「おさらい」があり、その次に展示されているのが「VTuber生態図鑑」です。

こちらの図鑑は非常に多岐に渡って網羅していて、ご当地VTuberからコンテンツ派生、企業PRのVTuber、アバターとしてVTuber、そして歌やゲームなどのコンテンツで活躍する方などを紹介しています。

こうやってパネルとして展示することによって、私たちが見ているVTuber世界がこんなに大きく広がっていることを改めて認識させてくれます。

展示スペースの都合上か、完全に紹介しきれているわけではありませんが、素晴らしい展示だと思います。

【見どころその2】VTuber年表

VTuber年表は2016年年末から始まっている

今年はVTuberの始祖ともいえるキズナアイが自己紹介動画を投稿した2016年12月1日から5年目で、私たちが日々楽しんでいるVTuberがこれまでどのような歴史を歩んできたか、振り返るべき節目の年といえるでしょう。

しかしすべての事象を追うことはどんどん難しくなっています。例えばバーチャルタレント52名が所属する「ホロライブ」の公式に掲示されているメンバーの配信スケジュールを見ると、6月13日(日)には24回配信があり、時間が被っているものも多々あります。

全VTuberの配信をすべて追うことはなかなか難しくなっていますし、4年間で本当に様々なことがありました。私は「先輩達の経験から学ぶ」を常々提唱していますが、どんなことがあったかを一から調べるのも大変です。

そんな時こそ、今回のイベントで展示されている「VTuber年表」を見るべきでしょう。

18メートルにも及ぶ年表

こちらの年表は18メートルにわたって、2016年のキズナアイのTwitterアカウント開設から2021年5月28日の本展示会開催までの様々なVTuber界隈の事象をまとめたものです。

こちらの展示で最も面白いのは出来事、イベントを掲示しているほかに、来場者も各々が覚えている出来事等を書き込める「みんなの年表」というスペースがあることです。

年表の近くにポストイットとペンがおいてある台が設置してありますので、そこで自分なりの出来事を書いて貼り付けられます。

貼り付けられたポストイット。これらものちにVTuber年表に記載されるのかもしれない…?

【見どころその3】おしゃべり展示パネル

演劇系VTuber「みこしげ」さん

普段はYoutube等の画面の向こうで、ユーザーと直接言葉を交わすことができないVTuberですが、今回は期間中100人以上の VTuberとお話できるチャンスがあります。

「おしゃべり展示パネルB」にいたのは演劇系VTuber「みこしげ」(@shigechan_wanko)さん。シチュエーションボイスや即興演技、マーダーミステリーが得意だそうです。あちらからもこちらが見えるようにWebカメラが設置してあり、会場側にあるマイクを通してお話できました。普段はYoutubeの配信で話を聞くことしかできませんが、VTuberさんと直接対話できるチャンスがあるのもイベントに来るべきポイントでしょう。

イベント全体をみて

今までVTuberを見てきた人だからこそ見るべき展示を3つ紹介しましたが、今回お邪魔した「ナゴヤVTuber展 in パルコ」には他にもキズナアイ特別展示スペース、愛知県を拠点として活動するキミノミヤと大蔦エルによるボイスガイド、XRエンターテインメントの歩み等のパネルがあり、様々なVTuberの活動が垣間見れます。

会場内には感想ボードが設置してあり、コメントやイラストを残していく方もいました。会場の設備でVTuberになってみる体験コーナー、また有償ですが指定のVTuberと記念動画、記念撮影するコーナーがあるので、見るだけでなく参加できる内容も多いです。

ですがこのコロナ下で名古屋外から行くのは気が引ける、という方もいると思います。安心してください、このイベントにはオンライン会場が設置してあります。

オンライン会場の入場は1,600円と有料ですが、名古屋から離れたところに住んでいる方も私が挙げた見るべき内容は期間中何度でも見ることができます。ですがおしゃべり展示はないので、ご注意ください。

私がこの記事を書いている6月13日。4年前の今日はホロライブ所属VTuber「ときのそらの」のAR動画が公開された日だそうです。今年7月1日にはホロライブの桐生ココが卒業するとあって、大きな波がまたやってきそうな気がします。

改めてVTuberの魅力を発見できる「ナゴヤVTuber展 in パルコ」は本当にお勧めできる展示会です。

『ナゴヤVTuber展 in パルコ』開催概要

​会期:5月28日(金)~6月21日(月)
各日11:00~20:00 ※入場受付は閉場30分前まで ※最終日は17時まで
会場:名古屋パル 南館7F イベントスペース
入場料:当日券・前売券ともに 500円(税込) ※小学生以下無料
※前売券購入者には、会場でオリジナルノベルティをプレゼント
※各種優待を含めすべての割引が対象外
※感染症対策や天災等により、営業時間の変更などが生じる場合があります
主催:ナゴヤVTuber展実行委員会

ナゴヤVTuber展に関連するイベント

6月18 日:ナゴヤVTuber喫茶inパルコ (オンライン)
6月20日:ナゴヤVTuber喫茶inパルコ(リアル)
6月20日:ナゴヤVTbuerまつり in パルコ(リアル&オンライン)

イベント公式HP:https://www.ctv.co.jp/vtuber-ex-nagoya/
名古屋パルコ公式HP:https://nagoya.parco.jp/enter/detail/?id=11193
オンライン会場:https://nagoya-vtuber-ex.shop/
オンライン物販:https://kaeru.parco.jp/shop/detail/shop000026864/