「まんがタイムきらら」“まどか”と“ゆの”に会える企画展『蒼樹うめ展』開催レポート

2015年10月2日に「まんがタイムきらら」でデビューし「ひだまりスケッチ」や「魔法少女まどかマギカ」のキャラクター原案を手掛けた作家として活躍中の蒼樹うめ先生の集大成とも言える『蒼樹うめ展』のプライベートビューに参加してきました。この記事では展示された様々な展示をご紹介していきます。

「まんがタイムきらら」企画展『蒼樹うめ展』開催レポート

『蒼樹うめ展』は、1879年に設立された上野の森美術館(東京・上野)で開催されました。この巨大なポスターは、東京メトロ上野駅を出てすぐ外に印刷された巨大ポスターです。

上野の森美術館すぐ外に巨大ポスターが貼られており、多くの人の目に触れていました。

蒼樹うめ先生によるライブドローイング

このプライベートイベントで先ず行われたのは、蒼樹うめ先生によるライブドローイング。先生のキャラクターがどのように生まれていくのかをじっくり見る貴重な機会となり、多くのメディア関係者が撮影をしていました。

このドローイングでは、「ひだまりスケッチ」の主人公・ゆのと、「魔法少女まどかマギカ」に登場する可愛い動物(?) キュゥべえとのコラボイラストです。原作を知っている人からすると、かなりあり得ないコラボかも…。ちなみにこのイラストは僅か20分ほどで描き上げてしまいました。

ため息が止まらない…蒼樹うめ至高の原作絵

展示は1階から2階まで、蒼樹うめ先生の作家としての歩み、4コマ漫画作品「ひだまりスケッチ」が「まんがタイムきららキャラット」で発表された2004年以降、年月をかけてどのように物語とキャラクターが発展してきたか、その流れを様々な角度から見ることができる展示になっていました。

「魔法少女まどかマギカ」の版権絵を一望できるという理

こちらのスペースでは、蒼樹うめ先生がこれまで手掛けてきた版権絵と呼ばれるアニメなどで使用されるイラストたちです。こちらは「ひだまりスケッチ」の展示とはガラッと変わり、突然“まどかマギカ”の世界に導かれるようなスペースの使い方となっていて、好きな展示から好きなルートで空間を楽しむことが出来るいわば“円環の理”がそこにありました。

『蒼樹うめ展』は10月12日(月・祝)まで開催されているので、原作やアニメがのファンは勿論のこと、興味がある人もこの機会に是非足を運んで下さい!

『蒼樹うめ展』概要

漫画「ひだまりスケッチ」の作者や、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案で知られる蒼樹うめ。本展は、漫画家・イラストレーターとして幅広く活躍する蒼樹うめの漫画原稿やイラストだけでなく、初公開の設定資料やデザイン画、本展描き下ろしの作品などを一挙に展示し、彼女が生み出すキャラクター作りの秘密や作品の魅力を紹介する初めての個展です。ファンはもちろん、これからファンになる方も、蒼樹うめの世界を存分に満喫できます。

会場:上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
電話:03-3833-4191
会期:2015年10月3日(土)~10月12日(月・祝)
料金:一般・大学生 1,000円/中・高校生 600円
イベント開催中の休館日:なし
URL:http://www.umeten.jp/

©蒼樹うめ/芳文社/Magica Quartet
©蒼樹うめ・芳文社/ひだまり荘管理組合
©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project
©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion