『大原ゆい子』オフィシャルインタビュー公開!『はねバド』EDは「自分史上最高にロックな…」

「リトルウィッチアカデミア」、「宝石の国」、「からかい上手の高木さん」と話題作のテーマソングを次々と担当し、本人出演の「言わないけどね。」のMVは200万再生を超えるなど、今、最も注目度の高いシンガーソングライター大原ゆい子。

そんな彼女の待望の6枚目のシングル「ハイステッパー」(TVアニメ「はねバド!」EDテーマ)が本日8月15日に発売。大原ゆい子のオフィシャルインタビューが公開されました!

『大原ゆい子』オフィシャルインタビュー公開!「はねバド!」OPは「自分史上最高にロックな…」

「はねバド!」ED主題歌・ハイステッパー は「自分史上最高にロックなテイストを目指しました。」

『はねバド!』の原作を読んだ感想をお願いします。

大原ゆい子(以下、大原)――スポ根マンガが好きなので、すごく面白かったですね。キャラクターが個性豊かで読みごたえがあるし、なによりバドミントンの試合が迫力満点で、男の子も女の子も誰でも楽しめる作品だなと思いました。最初は絵の可愛さに惹かれていましたが、途中から絵の雰囲気や展開がガラリと変わって、今ではカッコイイところが気に入っています。

エンディングテーマ「ハイステッパー」はどんな曲にしたいと考えましたか?

大原――EDテーマはゆったりとした優しい曲調を求められることが多いのですが、今回はそういったリクエストはなかったので、試合のカッコ良さにフォーカスしようと思いました。スポーツ選手はお気に入りの曲を試合前に聴いて、テンションを高める人が多いですよね。私もライブ前に音楽を聴きますが、やっぱり自分の気持ちがアガる曲を流したくなるんです。「ハイステッパー」には気合が入るようなフレーズを歌詞に盛り込んで、自分史上最高にロックなテイストを目指しました。

メロディはどのように作っていきましたか?

大原――バドミントンの試合はスピード感があるので、BPMを速めにして、気持ちが走っていく曲調を意識しました。でも私は曲を作ったあとになって「難しすぎて歌えない!」と気付くことが多いんですよ(笑)。メロディを詰め込みすぎて息継ぎができなかったり、音域が広すぎて声が出せなかったりして、いざ歌うときに困ってしまうこともありましたね。きちんとカッコ良く歌えるように気を付けつつ、感情が乗せられるようなメロディにしたかったです。

アコースティックギターではなくエレキギターを使っているところにも、ロックらしさが出ています。

大原――はい。今まではアコギを使うことが多くて、そのイメージを覆すことも「ハイステッパー」のテーマでした。

エレキの場合は曲にどんな変化が生まれるんですか?

大原――私は普段からピアノを使っているので、曲作りにそこまでの違いはないんですよ。ただパフォーマンスの面ではアコギとエレキだと持ったときの構え方からまったく違います。ライブで歌うときに違和感がないか、きちんと映える見せ方ができるかが不安で、編曲の吉田穣さんにカッコ良く見せるコツを教わったりしました。それにレコーディングではギターを持たずに歌っているので、シングル音源とライブで歌い方にも自然と差が出てきます。それぞれに異なる良さがありますから、ライブでは歌声の違いも楽しんでほしいですね。

『リアライズ』には大原さんの「共感」が凝縮

アーティスト盤のカップリング曲「リアライズ」はベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)公式応援歌です。応援歌に決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

大原――子供のころから野球が大好きだったので嬉しかったのはもちろんなんですが、「私が応援歌を歌っていいのだろうか」と恐れ多い気持ちもありましたね。でもこういったかたちで野球に関われることなんて滅多にありませんから、新鮮な気持ちで曲を作りました。

「リアライズ」はどのように作っていきましたか?

大原――BCリーグは「チャレンジ」という名前の通り、プロ野球選手としてNPBを目指すために所属している選手が大勢いらっしゃいます。私もアーティストとして、より多くの人に曲を聴いてもらいたいという信念があるので、それに近い気持ちを抱いているんですよ。選手の皆さんとは立場が違うのでおこがましいのかも知れませんが、高みを目指すという熱意にはすごく共感できるんです。だから「リアライズ」は応援歌ではありますが私の視点も交えつつ、自分自身を高める曲をイメージして作りました。

今後は球場でも披露されることになりそうですね。

大原――これまでのイベントでも野外の経験はありますが、球場は音の響き方も違うでしょうから、少し緊張もしているんです。でも野球が大好きですから、さまざまな場所で歌わせていただける機会があれば光栄ですね。歌声を精一杯届けたいです。

ほかのカップリング曲はいかがですか?

大原――アーティスト盤の「ライラック」はバラードです。歌詞や曲調は強めですが、ピュアな気持ちを歌っている曲です。アニメ盤の「ユアフライト」は理子の目線から、なぎさのことを描きました。私は二人の関係性が好きなんです。互いに依存せずに強い意志を持っていて、尊敬できる友達として接している。そんな憧れの相手に向けた気持ちを表現しました。

アーティスト盤のジャケットのコンセプトも教えてください。

大原――こちらも「ハイステッパー」と同じように、今までにはない大原ゆい子を意識してデザインしてもらいました。ジャケットでは見えないのですが、実はヒールを履いたままバスタブに入っていて、そういったところにもロックが表現されています。普通は絶対にできないことですから、「なにか悪い事をしているんじゃないか」という気持ちもありましたね(笑)。

6thシングルということで、アルバムを期待する声も多いと思いますが……。

大原――ぜひ出したいです。ただオリジナルの曲を増やしたいという野望もあるんですよ。「ハイステッパー」でアッパーな曲を作ったことで、もっと良い曲が生み出せるんじゃないかと意欲が湧いてきているんです。今後もいろいろなことにチャレンジしていきたいです。まずは8月15日発売の最新シングルをよろしくお願いします。表題曲もカップリング曲も、全力全開で作った曲ですので、隅から隅まで楽しんでください!

先日公開となった「ハイステッパー」のMV(https://youtu.be/TcG032fn8y0)も大好評の大原ゆい子。彼女の新たな一面をのぞかせる楽曲にご期待ください!

※まだまだ語りつくせない大原ゆい子のインタビュー全文は、公式サイト(http://yuiko-ohara.com/)にて掲載されています。

「ふたりの羽根」/YURiKA(TVアニメ「はねバド!」オープニングテーマ)

発売日:8月15日(水)

【アニメ盤】THCS-60219/¥1,300 (+税)/収録曲数4/1枚組/アニメ描き下ろしジャケット
【アーティスト盤】THCS-60220/¥1,300 (+税)/収録曲数4/1枚組/アーティスト撮り下ろしジャケット

アニメ盤とアーティスト盤でCW曲が異なります。

TVアニメ『はねバド!』作品概要

TOKYO MXほかにて、現在好評放送中!

放送情報

TOKYO MX:日曜 24:00~
関西テレビ:日曜 25:55~
BS11:日曜 24:00~
AT-X:日曜 24:00~
リピート放送:毎週(月)22:00/毎週(水)14:00/毎週(土)6:00(週1話ずつ4回放送)

イントロダクション

少女たちが飛んで、跳ねて、駆ける――
県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」
(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!
運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。
日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。
部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。
超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!

スタッフ

原作:「はねバド!」濱田浩輔(講談社『good!アフタヌーン』連載)
監督:江崎慎平(「モンスターストライク THE MOVIEはじまりの場所へ」監督、
「劇場版宇宙兄弟」助監督)
シリーズ構成:岸本卓(「ハイキュー!!」「僕だけがいない街」シリーズ構成)
キャラクターデザイン:木村智 (「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」キャラクターデザイン、「ラブライブ!」作画監督)
音響監督:若林和弘(「もののけ姫」「さよならの朝に約束の花をかざろう」音響監督)
音楽:加藤達也 (「Free!」「ラブライブ!サンシャイン!!」音楽)
アニメーション制作:ライデンフィルム(「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」、「アルスラーン戦記」アニメーション制作)

キャスト

羽咲綾乃:大和田 仁美
荒垣なぎさ:島袋 美由利
泉理子:三村 ゆうな
藤沢エレナ:小原 好美
コニー・クリステンセン:伊瀬 茉莉也
志波姫唯華:茅野 愛衣
芹ヶ谷薫子:下田 麻美
石澤望:櫻庭 有紗
立花健太郎:岡本 信彦
太郎丸美也子:小松 未可子
羽咲有千夏:大原 さやか ほか

公式サイト:http://hanebad.com
公式Twitter:@hanebad_anime

©2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会