【祝】YAHOO!映画レビュー1位!『あした世界が終わるとしても』中島ヨシキさん、千本木彩花さん登壇の舞台挨拶オフィシャルレポート

019年1月25日(金)より公開中の、劇場長編アニメ『あした世界が終わるとしても』(監督・脚本:櫻木優平 制作:クラフタースタジオ)より、1月26日(土)に新宿ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が行われました。舞台挨拶には中島ヨシキさん、千本木彩花さん、櫻木優平監督が登壇し公開の喜びを語りました。さらに、2月1日よりキャストサイン入りのグッズが当たる半券キャンペーンをTwitterで行うことが決定しました。

前日よりついに公開を迎えたが、本作で劇場長編アニメーション監督デビューを飾った櫻木監督は「公開してからの方が精神的に来るものがありますね。純粋にみなさんのリアクションが怖いです」とド緊張! 中島さんも映画を見終えたばかりの観客を前に「いろんなものを見られた気がして緊張しますね…」と心境を語った。一方、千本木さんは「私も劇場で見させていただいて、すごくいい作品だったので、自信をもってみなさんに『見てください』と言えます」と力強く語った。

細かい部分にこだわりが詰まっている作品

作品の内容に話が及ぶと、中島さんは「豪華声優陣が出ているわりに、全然出てこないキャラクターもいて…。ユーリ役は水樹奈々さんなのにセリフも2つくらいだったし!」と驚きを明かす。千本木さんは「細かい部分にこだわりが詰まっている」と語り、手の動きや目の動き、さらには「栄養食を食べる時の、袋を開ける音がリアルで感動した!」などディティールの素晴らしさに言及し「CGの良さがすごく出ている」と称賛。櫻木監督は「手描きの良さをマネするだけだと勝てない。別の表現にそろそろ振り切っていかないと」とCGアニメだからこその強い思いを口にした。

主題歌、挿入歌をあいみょんが担当していることも話題を呼んでいるが、中島さんは「歌詞を先に見せていただいたんですが、歌詞だけでグっと来ました。(中島さんより)年下なんですよね。自分も若いつもりでやってきたけど、年下でこういうすごいアーティストがいて、シンガーソングライターとして全部自分でやられていて、ただただすごいなと。(主題歌担当の)発表後に紅白への出場も決まって、運命的なもの感じました」と衝撃を口にする。

あいみょんの歌について、『耳に残るよね』

千本木さんも、あいみょんの歌について「すごく耳に残るんですよね。先週の舞台挨拶から楽屋に戻る廊下でもつい曲を口ずさんでて、そうしたら梶(裕貴)さんも歌ってて(笑)。『耳に残るよね』という話をしてました。すごくキャッチーだし、映画の挿入歌にはめ込んだらどうなるのか? と興味があったけど、スーッといい感じに入って物語となじんでました!」と映像と楽曲のマッチングの素晴らしさを熱く語った。

また、物語の舞台である新宿にまつわるエピソードを尋ねると、中島さんは「僕はだいたい、ビックロにいます。昨日もいました。ビックロで会える声優です(笑)」と笑いを誘う。本作のポスターにサインをする際も、ビックロの上にサインをしたそうで「ビックロにサインする機会なんてなかなかないでしょ!」とここでも運命(?)を感じているようだった。

千本木さんは、映画を見て新宿伊勢丹の屋上が庭園になっていることを初めて知ったそうで「いままであまり足を踏み入れたことがなかったけど、行ってみようかなと思いました」と明かす。

新宿の告白スポットに「映画などで使われてない場所」として伊勢丹を選んだ

櫻木監督は、伊勢丹の屋上を入れた意図について「新宿周辺の告白スポットで(映画などで)使われてない場所」として選んだと種明かし。中島さんは「なるほど」と納得しつつ「普通、新宿で告白しないでしょ! お台場とか行くでしょ」とツッコミ。千本木さんは「ぜひ告白するときは伊勢丹の屋上を使ってください!」と客席に呼び掛け、会場は笑いに包まれた。

また中島さんはアフレコ収録を含めて、まだ一度も梶さんと顔を合わせたことがないことを告白し「梶さんって本当にいるのかな? と思ってます。名前は死ぬほど見かけるけど、お姿を見かけないので、合成音声なんじゃないかと(笑)」と語る。ちなみに、2月9日(土)には新宿ピカデリーにて再び舞台挨拶が行われることになっており、そこに梶さん、櫻木監督と共に中島さんも登壇することが決定したことを知った中島さんは「生きてて良かったです。サインもらおう!」と大喜びしていた。

1回じゃ見切れない映画

最後に千本木さんは「1回じゃ見切れない映画だと思います。私もこの映画を通じて『もしもあした、世界が終わったら?』と考えたので、見終わってお友達とそのことを話すのも楽しいと思います」とアピール。

中島さんも「東京の人にはなじみ深い新宿が舞台で、なおかつ新宿とは違う世界も出てきて、いろんな要素が絡み合っていく中で、(相対する真とジンの視点で)結末をハッピーエンドととるのか? バッドエンドととるのか? 誰にとってハッピーで誰にとってバッドなのか? 考えながらまた劇場に足を運んでいただければと思います」と呼びかけ、劇場は温かい拍手に包まれた。

YAHOO!映画ユーザー評価ランキング1位獲得!

「YAHOO!映画ユーザー評価ランキング」の先週公開作品のランキング(1.月28日付)にて本作が1位を獲得!口コミの多くに映像美や作品設定、物語を評価されている投稿が見られ、作品の期待感と共に公開を迎えた様子が記されております。

ユーザコメント(原文ママ)

もしこういう世界になったら、自分はどう考えるだろうと思いながら見ました。映像と音響がすごくて、上映後は新宿の街がちょっと別な場所に思えました。

この映画は「青春中」の人が観るべき映画なのだと思いました。

映画のストーリーと同じように、好きな人を勇気を出して誘って初デートで観たりすると、人生の最高傑作になるかもしれません。                                        
個人的には早くも年間ベスト10に入りそうと思える、とても良い劇場アニメでした。

まだ観ていない人は是非、劇場に足を運んで下さい!

劇場アニメ『あした世界が終わるとしても』

あらすじ

幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真(シン)。
彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴(コト)莉(リ)。
高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

キャスト

狭間真:梶裕貴
泉 琴莉:内田真礼
ジン:中島ヨシキ
コトコ:千本木彩花
ミコ:悠木碧
リコ:水瀬いのり

スタッフ

原作:クラフター
監督・脚本:櫻木優平
制作:クラフタースタジオ
製作:『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給:松竹メディア事業部

公式HP:http://ashitasekaiga.jp/
公式Twitter:@ashitasekaiga

©あした世界が終わるとしても