初参加者必見『コミックマーケット96』持ちものなど、参加前に知りたい5つのこと

いよいよ目前に迫った「コミックマーケット96（2019年夏コミ，コミケ96）」。
そんな“夏コミ”、毎年熱中症にかかる方が後を絶たず、“コミケ初心者（もしくは初めて）”の方は特に念入りな準備が必要！

更に、今回のコミックマーケット96は、これまでの開催とは異なる点も多いことから、“最新情報”を理解することが必須なのです！
そこで、JMAG NEWSでは、「コミックマーケット96」に関する初心者さん向け情報（持ち物，心構えなど）をわかりやすくお届けいたします♪

※本記事は JMAG NEWS編集部の視点から書かれたものです。参加前にはコミックマーケット準備会が制作している『カタログ』（詳細は記事中に記載）を熟読された上で、ご自身の判断でご参加ください。

「コミックマーケット96」初心者さんが参加前に知っておきたい5つのこと

2019年8月9日(金)～12日(月)にかけて開催される「コミックマーケット96」。
初心者さん，初参加者さんに贈る「参加前に知っておきたい5つのこと」をご紹介します！

（１）これまでの知識はアテにならないかも……!?

実は今回の「コミックマーケット96」、これまでとは“めちゃくちゃ変わります”。
ざっくり言うと、こんな風に変わります。

①３日間→４日間開催になりました
②「リストバンド型参加証」が一部必要になりました
③会場となる“展示棟”が変わります

つまりは、“これまで見聞きした情報がもしかしたら変更になっている”可能性も。

―でも大丈夫！
それぞれの詳細については、本記事最下にリンクのある【コミケ熟練者も必読!!『コミックマーケット96』これまでのコミケと違う“３つのこと”】でご紹介しているほか、参加時に必ず知っておきたい情報は本記事でご紹介♪

“これまでの情報を信頼しすぎないでくださいね”ということだけ覚えておいてください！

（２）本当に危ない！徹夜は絶対ＮＧ

“コミケ徹夜”を堂々とSNSなどで自慢している方も少なくないですが……、実は「コミケは徹夜・深夜来場禁止」なんです。
でも、決して“いじわる心”でそう言われているわけではなく、

①深夜の外出によるトラブル防止（特に未成年の方）
②徹夜したために翌日体調を崩す人が多い
③夏は特に熱中症など体調を崩す人が非常に増えるためで、皆さんの身の安全を守るためなのです！

「コミケは戦争なんだ!!欲しいものは確実に手に入れたい!」
その気持ちはわかりますが、“自分の身体を守ってこそ”のコミックマーケットです。楽しい思い出にするためにも、徹夜・深夜来場は絶対にNG。

―でも早く行きたい！
そんな方は、“最寄り駅を運行している公共交通機関の始発便”以降に来場されることをオススメします。

また、「まずは雰囲気だけ味わってみたいな」という方は、是非“お昼すぎ”の、少し人混みが緩和した頃に到着することをオススメします。
（開場後は本当に、“ヤバい”としか言えません）

（３）戦いは“準備”から―持ち物確認！

コミケに行く際、近くのコンビニに行く感覚で「財布だけ」持っていこうとしていませんか……！？

―それ、キケンです！！

特に“夏コミ”は、建物内が“外よりも過酷な環境”になります。
編集部でも何度か取材していますが、コミケ取材8度目のスタッフも“決死の覚悟”で臨んでいるのです。

では、“夏コミ”には何を持っていけばよいのか……持ち物についてご紹介します。

①コミケカタログ（冊子版、ROM版）

お近くのアニメショップやインターネット通販で購入できます。
出展サークル情報や“初めて参加する方への注意事項”をはじめ、コミケの参加前に知っておいていただきたい情報が掲載されています。
また、（１）これまでの知識はアテにならないかも……!? でご紹介した“リストバンド型参加証”も4日間通しで付属しているほか、便利な会場マップもついてるので必ず購入しておきましょう。

②コミケカタログを自分用にまとめたもの

自分が目星をつけているサークルの位置、購入したいグッズリストなどをまとめた「宝の地図」を参加前に予め作っておきましょう。（地図はカタログにも付属しています）
①のコミケカタログはあくまで予備の予備。
会場内で分厚いカタログなんて出しているヒマはありません！
（電子版もありますが、会場内は回線が混雑しており、インターネットが繋がりづらいときもあります。）

③小銭＆コインケース

頒布物の多くは数百円から千円程度。
出展されているサークルさんや企業さんは、もちろんある程度お釣りを用意してくださっていますが、コミケでは、銀行などで「あらかじめご自身で小銭などに両替して崩しておく」のがマナーです。
（1000円札10枚／100円玉20枚／500円玉20枚／10円玉20枚といった感じ）
ただし、盗難にはくれぐれもお気をつけて！

④携帯電話

一日に何十万人が集う会場。
混雑により電波が繋がりにくいことも多々ありますが、誰かと待合せたり連絡を取るために持っていきましょう。
ただ、マップの確認などでの歩きスマホは危険ですのでやめましょう。地図確認に関しては、コミケの会場では“アナログ(紙)”が一番だと思いますよ！

⑤紙袋

購入した本やグッズなどを入れるために用意しておきましょう。
紙袋が破れて中の戦利品が見られてしまうのが怖い人は二重に！
“お宝”の内容によっては、道中、変な眼差しを向けられることもあるかもしれませんし、最近は“そういったもの”に世間の目も厳しいので、ビニール袋などでなく、中身の見えない不透明な「紙袋」がオススメなのです。

⑥Suicaなどの交通系ICカード

コミケ開催当日、会場付近の駅の券売機や改札は大変混雑します！ICカードは必須です。
“お住まいの最寄り駅”で、事前にチャージも忘れずに！
（国際展示場前駅などは混雑します）

⑦水と食料

開催当日、会場付近のコンビニは大抵混雑していますので、前日まで…もしくは当日の朝にご自身の最寄りの駅などで事前に買っておくのがおすすめ。
“夏コミ”では特に水分補給が必須！
飲み物は、「凍っているタイプの飲み物」「凍っていないタイプの飲み物２本（スポーツドリンク）」がオススメ。
食べすぎてしまうと動きづらくなりますから、食べ物は、「ウィダーinゼリー」「おにぎり」がオススメですよ！

⑧常備薬

これはとても大切。会場では何が起こるか分かりませんので、常備薬をお持ちの方は持って行くのを忘れないようにしましょう。

⑨ ビニール袋

ゴミを入れる用に。ポイ捨ては厳禁です！ゴミは定められた場所で捨てましょう。

⑩雨具

コミケ当日に雨が降っても、人が密集しているために「傘をさすのは危険」です。合羽やレインコートなどの雨具の準備をしておきましょう。最近では100均などでも売っているようです。
会場は東京の（海に面した）臨海地区。濡れた上に海風に吹かれてしまえば、夏であろうと確実に風邪をひいてしまいます。
無事に家に帰って、万全の体調で戦利品を堪能していただくためにも、しっかり雨具の準備を！

⑪クリアファイル

配布されたフライヤー（チラシ）や、購入したものが曲がったり、汚れてしまうのを防止するためにぜひ。

⑫リストバンド型参加証

リストバンド型参加証、実は“必須”というわけではなく、厳密に言えば、“開場後などの混雑時、入場規制の際に入場する際には必須”ということ。

―規制が解除されてるときに入れば良いじゃん！
と少し思ってしまう気持ちもありますが、“規制が解除されない場合”もあるそうで、やはり必須かなと思います。

＜持ち物まとめ＞

①コミケカタログ
②コミケカタログを自分用にまとめたもの
③小銭＆コインケース
④携帯電話
⑤紙袋
⑥Suicaなどの交通系ICカード
⑦水と食料
⑧常備薬
⑨ビニール袋
⑩雨具
⑪クリアファイル
⑫リストバンド型参加証