芳文社が発行する4コマ・コミック誌『まんがタイムきらら』シリーズ。本誌は、“萌え”マンガ・アニメの金字塔。これまで多くの名作を生んできたきらら作品ですが、きららを箱推しするファンなら、毎年“きらら枠”からどの作品がアニメ化されるのか?気になりますよね。この記事では、2020年放送開始した作品からアニメ化が進行中の作品についてご紹介します。
2020年の『まんがタイムきらら』原作のアニメはこの3作品をチェック!
2020年に放送の『まんがタイムきらら』に連載のコミックが原作のTVアニメはこちら!
アニメ『恋する小惑星』(アステロイド)
『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて好評連載中のQuro先生原作の4コマ漫画作品「恋する小惑星(アステロイド)」が現在TOKYO MX他にて毎週金曜22:30~放送中です。
幼い頃にとあるキャンプ場で出会った男の子と“小惑星を見つける” 約束をした主人公・木ノ幡みら。高校では天文部への入部を決意するも、「天文部」と「地質研究会」が合併した「地学部」に入部することに。そこでみらが出会ったのは…!?
制作は2018年放送の『アニマエール』の制作を行った動画工房が担当し、またキャストに2019年放送の『まちカドまぞく』にて陽夏木ミカン役の声優を担当した高柳知葉が主人公みらを演じるなど、きららの世界観を熟知するスタッフ&キャストが参加しているのも注目すべきポイント。
ショートアニメ『へやキャン△』
2018年1月~3月に放送され、これまでのきららファンから広く一般にその名を知らせ大人気となったTVアニメ『ゆるキャン△』のシリーズ最新作であるショートアニメ『へやキャン△』が現在TOKYO MX他にてより毎週月曜21:54~【5分×1話】放送中です。本作の監督は前作でオープニング主題歌の演出を務めた神保昌登氏が担当し、前作の監督・京極義昭氏が本作にもスーパーバイザーとして参加するなど制作への強いこだわりが見えます。
また、聖地、山梨県身延市では、『ゆるキャン』放送時から様々な企画を実施し、これまで多くのファンをキャンプへといざなってきました。更に、女優・福原遥さんが主演の実写版・TVドラマ『ゆるキャン△』の放送や、公開予定の映画『ゆるキャン』など、『へやキャン』後の展開も目が離せません。
『球詠』(たまよみ)
2020年春に放送開始となる「まんがタイムきららフォワード」にて好評連載中の“野球”をテーマにした『球詠』は、高校野球×きらら、という新しいジャンルを切り拓く事が期待されるスポ根もの。本作の監督は、「MAJOR(メジャー)」シリーズを手掛けた福島利規氏です。
また、キャスト情報も解禁済み。武田詠深役に前田佳織里、詠深とバッテリーを組む捕手の山崎珠姫役には天野聡美、新越谷一のヒットメーカー、中村希役に野口瑠璃子、堅実なプレーが持ち味の二塁手、藤田菫に橋本鞠衣、面倒見の良い二年生、藤原理沙役に永野愛理、ムードメーカーの遊撃手・川﨑稜役に北川里奈、選手の打撃や投球をすぐに真似できる川口息吹役に富田美憂、新越谷の主将・岡田怜役に宮本侑芽、長打力に長けた剣道娘・大村白菊役に本泉莉奈、マネージャー川口芳乃役に白城なお、顧問兼監督の藤井杏夏役に佳村はるかなど、キャスト・イレブンが1軍でプレイしていきます。
2020年の“きらら枠”は聖地巡礼が楽しい!
地学系女子(ジオジョ)という言葉も生まれた『恋する小惑星』ですが、地学部のみんなは、実在する様々な場所に出かけていきます。例えば、第4話「わくわく!夏合宿!」ではJAXAや地質標本館に訪れるなどアニメを観てから訪れたいと思った人も多いはずです。また、TVアニメの先行上映会にて筆者が聞いたことを紹介すると、制作陣が星座について勉強を重ねてから制作に挑んだそうです。公開されたティザービジュアルに描かれた星座はかなり忠実に描かれているとネットでも話題となりました。
『へやキャン』はその名の通り、部室の中での出来事かと思えば、第2話「ふじさんがたくさん」では、静岡県・富士山世界遺産センターに訪れるほどのアクティブさを見せるなど、ファンを驚かせています。原作者・あfろ先生のコメントによると“ショートアニメ「へやキャン△」では山梨の色々なスポットへガンガン出かけて行きます”とのことです。
最後に、アニメ『球詠』については、公式サイトのあらすじ情報を見ると、「埼玉県、新越谷高校」とはっきり書かれていることから、アニメでも主人公たちが新越谷を中心に様々な場所を訪れることでしょう。
いかがでしたでしょうか?2020年はきらら枠作品を通じて、きっと楽しい聖地巡礼が体験できるはずです。是非、各地を巡ってみて下さい!
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